プリウスとアクア比較:3行要約
  • プリウス4代目が出てからはアクアよりプリウスのほうが全体的に有利
  • 両者の乗って感じたのは「硬さ」だが車両重量によって感じ方は違う
  • モデルチェンジを控えているアクアの新車購入は危険!(ただし値引きを大きく取れるなら良い)

トヨタの人気エコカーはプリウスとアクアですが、予算や大きさによってどちらを買うか決めていた方は別として、そうでない方はなかなか迷う選択だと思います。

プリウスは4代目となりましたが、そのデザインや設計はどんどん洗練されていますし、アクアはプリウスよりもスマートな印象を与えて、生活に使ううえで狭いと感じなければ最適な選択の一台です。

こちらでは、プリウスとアクアを燃費や価格をはじめ、様々な視点で比較した結果を書いていきます。

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足回りの違和感:プリウス「もっさり」アクア「ガチガチ」

プリウスとアクアの比較

プリウスとアクアの違いは試乗動画を見てもらうと分かりやすいと思います。

良くある乗りながらしゃべるタイプではなく、走行時の映像を2つのカメラを使って撮影していますので、あなたが乗っているような感覚で見ることが可能です。

まずはプリウスですが、車体が重くもっさりとした操作感でした。

ハンドル周りは電子制御がきいていて、未来の車に乗っているという実感はありますが、終始車体の重さが気になります。

内装チェックも最初にしたのですが、見てわかるようにそれほど良くはありません。

プリウスを買ううえでどうしてもファブリック感(布地)のある内装が嫌ならば、高グレードか良いシートをオプションで入れることをおすすめします。

次はアクアですが、内装自体はプリウスに近く、コンパクトカーとしては悪くないほうといえるのかもしれません。

モーターでの加速なのでなかなか加速が良いのですが、GPSでスピードメーターを入れていることもあり、気前よくアクセルを踏めないのが残念です。

アクアはプリウスに比べて車体が軽いので(それでもコンパクトカーとしては重いけど)、運転していて楽しい車であり、それは逆の意味でジャンク感、つまりは安っぽさがありました。

というのもプリウスにあったようなハンドル周りの電子制御などは特に感じられず、良くも悪くも普通の車という印象だったのです。

あとはだいたいのハイブリッド車にいえることですが、回生ブレーキの感覚に慣れるまでは踏みしろが分からず、きついブレーキになったり、逆に全然制動が出来ていないなんてことがあります。

ブレーキの感覚については慣れで何とかなるとは思いますが、好き嫌いは出るのでハイブリッド車が初めての方は、必ず試乗で回生ブレーキが好みかどうかは考えておいてください。

プリウスとアクアのスペック比較

比較内容/車種プリウスアクア
ボディー形状ハッチバックコンパクトカー
車体重量1,320kg1,060kg
排気量1.8リッター1.5リッター
最大出力98ps74ps
最小旋回半径5.1m4.8m
燃費(JC08モード)39.0km/L38.0km/L
車体価格251万円~178万円~

※プリウスはEグレード、アクアはLグレードのデータ

※2019年1月データ

車の大きさによる違いを見てみると、大きな車体を持つプリウスは、居住性やパワーの面でメリットがあります。一方、価格の面では、コンパクトカーであるアクアがお得です。

燃費については、以前はアクアがプリウスよりも良かったですが、最近はプリウスの方が燃費が良くなっています。これは、新しい車は設計が改良されているため、より燃費が良くなる傾向にあるからです。アクアについては、そろそろ設計が古くなってきているのかもしれません。

車体価格の差は70万円ほど

プリウスとアクアの車体価格には約70万円の差がありますが、以前はプリウスが古いモデルで、アクアの方が新しかったのです。しかし、近年その状況は逆転しました。

以前は「プリウスもいいけど、アクアもなかなか!」という声が聞かれましたが、今では値引きの可能性を除けば、プリウスの方が優れていると言えます。

もちろん、旧型のプリウスと比較すれば話は変わりますが、新車を比べる場合、価格以外で見るとプリウスの方がおすすめです。

車内はプリウスのほうが良いが内装は残念

車体が大きいことで、車内スペースが広いプリウスは、住み心地においてはアクアよりも優れています。アクアは全体的に低く設計されているため、車内が狭く感じます。特に後部座席ではこの差が顕著で、人をよく乗せるならアクアよりもプリウスの方が適していると言えます。

長時間運転する場合、車体の大きさは快適性に大きく影響します。そのため、快適な居住性を求めるなら、プリウスを選んだ方が良いでしょう。しかし、車体が大きいということは運転のしにくさにも繋がります。コンパクトカーのアクアは、運転のしやすさでは優れています。

車選びでは、搭乗する人の意見も重要です。試乗する際には家族を連れて行き、みんなの意見を聞いてみると良いでしょう。

アクアの全高は1,445mmで、同じクラスの競合車種であるホンダフィットと比較しても低い車です。これも選択をする上での比較ポイントになります。車選びでは、車内の広さ、運転のしやすさ、見た目など、さまざまな要素を比較検討することが大切です。

乗り心地はどちらも硬め

プリウスとアクアの両方とも乗り心地は少し硬めです。

これらの車には回生ブレーキが使われていて、普通の車とブレーキの踏み心地が違うため、慣れるまではスムーズに運転するのが難しいかもしれません。

プリウスは車体が重いため、乗り心地が硬くてもその感じ方は運転する人の操作感に関わることで、乗っている人はあまり硬さを感じないことが多いです。

一方で、アクアは軽いため、乗り心地の硬さを運転する人だけでなく、乗っている人も感じやすいです。運転する人にとっては、その硬さが楽しいジャンク感を与えるかもしれませんが、乗っている側は少し不快に感じる可能性があります。

結局のところ、プリウスもアクアも乗り心地が硬めなのは燃費向上のためかもしれませんが、車の重さによって受ける印象が少し違ってくる点が、興味深いポイントですね。

グレードや装備・オプションの選び方

車を買うときにグレードや装備、オプションをどれだけ豪華にするかは、車体価格にもよりますが、アクアの場合は高いグレードや豊富なオプションを選びやすいとされています。これは、アクアを買う人たちが、長期間乗ることを前提にして、より快適な装備に投資していると考えられます。

特に、30代前後で軽自動車からの乗り換えを考えたり、シニア層が定年後に長く使える車を探す際に、アクアが選ばれることが多いようです。アクアはその価格帯で高いグレードや便利なオプションを選びやすいことが、これらの層に人気の理由となっているようです。

一方、プリウスについては、上位グレードの価格が300万円を超えることもあり、アクアほど積極的に選ばれていない傾向にあります。300万円以上の出費となると、プリウス以外にも魅力的な選択肢があるため、特にプリウスを選ぶ必要がないと考える人も多いのです。

これらの傾向からも、自分の予算や使用目的、長期間の使用を考えたときのコストパフォーマンスなどを総合的に考え、最適な車種やグレード、オプションを選択することが大切です。

維持費はそれほど変わらない

ハイブリッド車を選ぶ際、維持費は大きな関心事ですよね。特にエコカー減税やグリーン化税制による税金の減免、そして燃費の良さが魅力的です。

でも、実はプリウスやアクアの年間の維持費は、そこまで大きく変わらない可能性があります。燃費に関して言えば、カタログに載っている燃費はあくまで理想的な数値で、実際の燃費はそれを0.6倍したくらいになると考えられています。なので、わずかな燃費の違いも、実際にはそれほど影響がないかもしれません。

維持費で大きなウェイトを占めるのは駐車場代と自動車保険です。これらの費用は、駐車場なら場所によって、保険は等級や年齢によって変わってきます。

さらに、ハイブリッド車はガソリン車に比べて車体価格が高い傾向にあるため、購入時のコストを維持費の節約でカバーしようとするのは難しいです。

結局のところ、プリウスとアクアの間で維持費に大きな差はなく、同じクラスのガソリン車と比較しても、車体価格の高さがそのメリットを相殺してしまうこともあるわけです。だから、総支出として見た場合、ハイブリッド車を選ぶことが必ずしもお得とは限らないんです。

2019年時点でプリウスもアクアも燃費がほとんど変わらないため、燃費を重視してどちらかを選ぶ必要性は低いでしょう。重要なのは、車体価格やその他の維持費を含めた総コストを考え、自分のライフスタイルに合った車選びをすることです。

プリウスとアクアの違い:まとめ

2019年現在、プリウスかアクアのどちらを選ぶべきかというと、プリウスの方がおすすめです。

その理由は、プリウスが4代目の新モデルになり、燃費や構造が全く新しくなっている点です。さらに、新しくモデルチェンジしたばかりなので、しばらくは新しいモデルに変わることがないため、今買うのにいいタイミングです。

一方、アクアはそろそろフルモデルチェンジの時期が近づいています。値引きが大きい場合は購入を考えてもいいかもしれませんが、その場合でも新車で買う必要はないかもしれません。新しいモデルが出るのを待ってからの方がいいと言えるでしょう。

使い方にもよりますが、乗り心地を重視するならアクアが面白い選択かもしれません。しかし、もし車に人をよく乗せるのであれば、プリウスの方が適しています。購入を検討する際には、これらの点を含めて、どのように車を使いたいかも考慮してみてください。

 

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