こちらでは、シエンタの人気・不人気の車体色を中古車流通データより分析してランキングにしています。
シエンタの購入のときに、「どの色を選んだら損がないか」で役立ててください。
※本ページにおけるシエンタの画像はトヨタ公式サイト「https://toyota.jp/sienta/?padid=tjptop_car-search_bdt-MVN_sienta」より引用しております
シエンタ【人気・不人気の色】まる分かりランキング
シエンタ車体色の流通比率と価格倍率の表で、流通比率(売れている順)でランキングにしました。
順位 | 色 | 流通比率 | 価格倍率 |
1 | ブラック | 29.4% | 1.04 |
2 | パール | 28.8% | 1.06 |
3 | シルバー | 10.7% | 0.94 |
4 | ブルー | 7.8% | 0.92 |
5 | レッド | 7.1% | 0.91 |
6 | ブラウン | 6.6% | 1.01 |
7 | イエロー | 5.8% | 0.87 |
8 | グリーン | 1.6% | 0.91 |
9 | ワインレッド | 0.9% | 0.93 |
10 | ピンク | 0.5% | 0.90 |
表のシエンタ中古車データは以下の分析対象および期間によって行われました。
- 調査対象年式は「平成30年式」から「平成27年式」(最も売られる中古車が多い3年落ちから5年落ち付近のデータ)
- 修復歴がある車(主に大きな事故をした車)と高品質の車は調査対象車から除外
- 「流通比率」は調査台数中の占有比率、「価格倍率」は調査グレード総平均価格から車体色平均価格を比べた倍率
- 調査は2021年01月01日に行い、過去1年分の中古車流通数「2776」車両を調査
- 調査対象グレードは「G」
シエンタにはツートンカラーの選択が出来ますが、メインカラー部分で類似の色を見ると上の表を使うことが出来ます。
さて、シエンタの車体色については、「ブラック」と「パール」でシェアの半分、また価格倍率も1倍以上と高めになっています。
次いで「シルバー」「ブルー」「レッド」「イエロー」と続きますが、これらは流通比率においてどんぐりの背比べ状態ですが、価格倍率はブラウンを除くと低めな点に注目してください。
以上より分かることは、シエンタを買うならブラックかパールが将来価値の点でおすすめということになります。
なお、一部車体色はメーカーオプション扱いになっていて、モノトーンであれば33000円が追加で必要です。あわせてツートンにおいてはメーカーオプション扱いで、55000円から77000円が追加で必要です。
これらの高くなる車体価格および車体色を考えたうえで、車体色の有利不利も判断してください。
次にもう少し具体的に車体色を見ていきます。
ブラックマイカ
シエンタを購入するなら「ブラックマイカ」はコスパの点と人気、下取り相場での有利を考えると最も良い選択といえます。
「ブラックマイカ」は車体色選択でメーカーオプションでの追加費用が掛からないためです。
その点で価格倍率が1.04倍と、全体の平均よりも有利な点は見逃せません。
以上より、シエンタを購入する場合にコスパを考えて車体色を選ぶならば、「ブラックマイカ」を中心に考えるべきです。
ホワイトパールクリスタルシャイン
ブラックに次いでシエンタを購入する場合には「ホワイトパールクリスタルシャイン」を車体色選択の軸に考えてください。
「ホワイトパールクリスタルシャイン」は車体色選択でメーカーオプションで33000円が必要ですが、価格倍率は1.06倍とかなり高めになっています。
また、一般的な中古車市場傾向としてパール系の下取り相場は有利になります。
以上より、一般論と中古車調査データによって「ホワイトパールクリスタルシャイン」はシエンタ購入時においてもっとも妥当な車体色選択と判断しています。
シルバーメタリック
シエンタの車体色で無難な色として「シルバーメタリック」がありますが、流通比率としては10.7%と低くもなく高くもありません。
注目してほしいのは価格倍率であり、0.94倍と低めなのが特徴です。
やはり現代の車においてはシルバー系が基本色であると同時に、一般的な車ではあまりにも地味になってしまうことで、中古車市場においても不利な傾向があるのかもしれません。
確かにパール系のほうが映えますからね。
ダークブルーマイカメタリック
シエンタで少しスポーティーな印象がある「ダークブルーマイカメタリック」ですが、価格倍率が0.92倍と低いのが特徴です。
そのため、将来の下取り相場などを考える場合には「ダークブルーマイカメタリック」はオススメできない色と判断しています。
次に説明する赤系と同様にシエンタにはスポーティーさはマイナスの評価になってしまう車体色なのかもしれませんね。
センシュアルレッドマイカ
「センシュアルレッドマイカ」の色で注目してほしいのは価格倍率であり、0.91倍と低くなっていることです。
青系でも同様の傾向がありましたが、スポーティーさがある車体色はシエンタでは支持されない傾向を見ています。
また「センシュアルレッドマイカ」は車体色の選択でメーカーオプション扱いになり、33000円追加で必要な点も見逃せません。
以上より、将来の下取り価格などを考えると「センシュアルレッドマイカ」は避けたほうが良い車体色です。
ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン
「ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン」はシェアについて6.6%と低めですが、価格倍率は1.01倍と下取り相場で有利な傾向があります。
ここまで見てきたところで分かるのが、シエンタにはスポーティーさよりも無難な高級感が求められているということです。
その点で「ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン」は支持される要素を持っていることが分かりますね。
なお、「ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン」の選択にはメーカーオプションとして33000円必要になる点は要注意です。
エアーイエロー
「エアーイエロー」で注目したいのは価格倍率が0.87倍とかなり下取り相場で不利な点です。
この理由については今まで当ページを見てきた方なら分かってもらえると思いますが、スポーティーさがある車体色はシエンタで評価されないようです。
その点で最も価格倍率が低い車体色が「エアーイエロー」というのも納得です。
当然ですが、下取り相場などを気にしてシエンタを購入する場合には選ぶべき色ではありません。
シエンタの色選びは高級感が重要!
シエンタの車体色選びについては「ブラック」「パール」「ブラウン」など高級感が車価値を高める重要な要素です。
逆に「イエロー」を筆頭に「ブルー」「レッド」はスポーティーな印象が出てしまうので、人気が無いという傾向があります。
あわせて「シルバー」は今ひとつ高級感が無いということで、下取り相場も無難な状況になっていることが確認出来ました。
したがって、シエンタの車体色を将来の下取り相場で考えるならば「ブラック」「パール」「ブラウン」がおすすめです。
以上、シエンタ車体色選びの参考にしてください。
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