古い中古車を買うならタイミングベルトは絶対チェック!:サムネイル

タイミングベルトはある意味で、中古車を買ったときに一番気にしたい消耗材です。

というのも、タイミングベルトが故障してしまうと、せっかく買った車をすぐに廃車せざるを得ない状況になってしまうかもしれないからです。

そのため、中古車を買うときはタイミングベルトが交換されているのかというところを確認する必要があります。

こちらでは、タイミングベルト交換についての費用や時期、その他情報についてお話しています

なお、現在では後に詳しく説明しますがタイミングベルトではなく「タイミングチェーン」が使われている車のほうが多く、古い中古車を買う場合にタイミングベルトを見る必要があります。

タイミングチェーンはタイミングベルトよりもメンテナンス期間が長く、廃車まで交換する必要がない場合がほとんどです。

タイミングベルトの交換費用

まずは、タイミングベルトの工賃ですが、部品代と技術料で構成されているのは他の修理部分と同じです。

これは一例ですから、実際にはこれよりも安くなることや高くなることがあるでしょう。

とはいえ、それほど大きく変わるものではありませんので参考に使ってください。

内訳金額(税抜き)
取替え技術料16800
タイミングベルト3470
ワッシャーボルト220
タイミングベルト アイドラ3980
Vベルト12640
Vベルト23300
合計30410

タイミングベルトの交換は3万円ほどと高くないこと、エンジン故障はほとんどの場合に廃車になることを考えると、費用対効果の高い修理項目であることが分かりますね。

ただ、古い中古車を買う場面が出来る限り安く中古車を買いたいというケースが多いのですが、この部分はケチらないことをおすすめします。

走行中のエンジン故障は立ち往生するというスケジュール乱れのみならず、事故など命に係わるケースも考えられますからね。

タイミングベルトの交換時期目安

交換の目安は経過年数10年や走行距離10万kmといわれていますが、環境によってもっと早く劣化することもあるでしょう。

そのため、走行距離でいえば8万km~10万kmで交換を考えたほうが良いでしょう。

また経年劣化についてはこちらも環境によって変わってきます。

極端に暑かったり寒かったりする地域においては、劣化は早いですのであまり10年に縛られずに中古車を買ったら交換することを検討すべきでしょう。

特にその車を乗りつぶす覚悟で買う場合には、車の品質にもこだわりがあるという方が少なくありません。

一番壊れて困る部品はやはりエンジンでしょうから、どうかこれをいたわるようにしてください。

最近はタイミングチェーンが主流

2000年前まではタイミングベルトが主流でしたので、古い車を買った場合にはタイミングベルトの交換をある時期で意識する必要がありました。

タイミングベルトが普及する以前にはタイミングチェーンが主流であり、2000年以降にまたタイミングチェーンに戻ったという流れになっています。

タイミングベルトはコストを安くすることができることと、従来のチェーンはコストが高い割には音がうるさかったり信頼性がいまいちであったり、ということで一昔前にはタイミングベルトが流行したというわけです。

現在は従来のタイミングチェーンの欠点が解消されたために、耐用で切れてしまうタイミングベルトにかわって再び採用されるに至りました。

タイミングチェーンは相変わらずコストは高いですが、その耐久性は30万kmまでメンテナンスフリーといわれており、破損することがエンジンブローなどのリスクとなる部品ですからチェーンに変わったのは当然のことですね。

またタイミングチェーン採用でシリンダー周りとプーリー周りのエンジン構造がシンプルにできるので、燃費向上や出力向上が期待できます。

古い中古車の場合に注意!

このように、国産車においてタイミングベルトが採用された時期は長くないですが、特に2015年現在の中古車では注意が必要です。

というのもタイミングベルトは10万kmや10年が交換時期とされて、出回っている中古車でタイミングベルトを使用している車がちょうど耐用時期に差し掛かることが多いからです。

そのため、せっかく良い中古車を買ったとしてもすぐに壊れてしまうなどの例が少なからずあります。

走行距離が多かったり、経年した中古車を買った場合にはその車がタイミングベルトなのか、もしくはタイミングチェーンなのかどうか確認すべきでしょう。

その結果、あなたが買う中古車がタイミングベルトで制御されている車ならばいつ交換したのか、または交換をしてくれるのかを確認してください。

タイミングベルトが切れた場合

タイミングベルトが切れるとエンジンブローなどの危険性があります。

少なくとも走行不能になりますので、出先で故障すると大変です。

簡単に交換できるような部品ではありませんので、JAFなどのロードサービスを呼んでもレッカーが必要でしょう。

絶対に切れないようにするというのは難しいですが、交換時期がきている場合にはできる限り交換したいものです。

なお、前にも説明したようにタイミングベルト関連で故障すると多くの場合にはエンジンを壊すことになりますので、修理費用は膨大になり、修理するよりも買ったほうが早いなんていうことで、廃車にされてしまうことが多いようです。

そのため、事故車かどうかという点は中古車選びで非常に重要ではありますが、これと同じぐらいタイミングベルトの交換も注意して確認すべきです。

中古車を買う場合はタイミングベルトを確認

タイミングベルト交換の工賃は高くもなく安くもありませんが、交換しなければ大変なことになる可能性があります。

そのため、安くないこの工賃をお得に処理するなら中古車を買うときの交渉にタイミングベルト交換を盛り込みましょう。

中古車の販売は利益部分の融通が利きますから、買ってくれるなら快諾してくれる業者も少なくないはずです。

まずは、買う中古車がタイミングベルト搭載車なのかどうかを車屋に聞いてみてください。

お役立ていただけたら幸いです。