「車の下取りは安い?」は過去の話か【売るならディーラーか買取店か?】:サムネイル

次のような方におすすめ
  • 車を売るときディーラーが不利と言われているけど本当なのか?
  • すでにディーラーで下取りの手続きが進んでいるけど他に売りたい
  • 一番高く車を査定してくれる業者はどこか?

「車の下取りが安いから買取店で売ればよい」なんていうのは過去の話です。

というのも、最近ではディーラーが買取店として車を仕入れていることをご存知でしょうか?

例えばトヨタ系列であれば「T-up」、また日産系でも「NISSAN UCAR」関連で、買取店登録をしている業者がありました。

以下はカーセンサーで登録されていたケースで、少ないとはいえ買取店としてメーカー系に関連がある業者が提携しています。

日産チェリー岩手販売(株) 水沢中古車センター - 中古車なら【カーセンサーnet】
https://www.carsensor.net/shop/iwate/223144006/#contents

ここから分かることは、メーカー系のディーラーだから下取りや買取に無関心、ということもないということです。

それでは単純にディーラー下取りで決定!?ということにはならないのが、車売却の難しいところと言えます。

こちらでは、最終的にあなたが最も得が出来るように車を売れるやり方を見ていきます。

車の下取りが安い理由と対策

ディーラーで車を売るということは、買い替えを前提とした下取りであると思います。

しかしながら、ディーラーで車を売ると損をしてしまうことが多く、その理由は次の3つです。

ディーラーで車を売ると損な理由
  • 唯一の売却先になりやすいので下取り査定額の交渉がうまくできない
  • わざわざ車を持っていく必要がある
  • 外部で売ったほうが高くなることを言わない

上の3つの理由よりディーラーに車を売るともったいないということになります。

多くの方が最も気にするのはお金のことであり、少しでも買う車を安くしたいので、下取り評価は高めにしたいところですが、実際は高い評価を付けていると見せかけて、低い評価を付けられていることは多々あります。

唯一の売却先になるとどうして安く買われるのか?

唯一の売却先になりやすいというのは、下取りをするときに他の業者と価格を比較するということをしない場合が多いからです。

車を売るときには業者間で比較して競争させることが高く売るコツなのですが、最初からディーラーに持っていくと1社のみでの交渉になりやすいことが問題です。

これは、あなたは車の価値情報や車相場について交渉する経験が少ないので、あなたと業者との交渉立場が業者有利になるというわけで、このことは車を売るうえでかなり不利になります。

今はどうなのか分かりませんが、基本的にディーラーは新車販売しか興味がありませんので、あなたから車を買う理由も不用品を引き取るぐらいしか考えていません。

その理由は、趣味が車という方は家が広いという方以外は何台も車がある理由はなく、むしろ1台の車を保有することを望む方が多いので、新車を売るために下取りしているという形になるのです。

このような状況ですから、下取り査定がなかなかうまく伸びないのも当然です。

そのため、ディーラーで車を売る場合にはあまり高く売れないことを覚悟するべきでしょう。

査定額を業者利益など含めて考える

一般に下取は安くなってしまうといわれています。

査定額でいえば、

「ディーラー下取査定=<車買取業者の査定<業者オークション価格<中古車購入価格」

この順序で価格が付きます。

ディーラー下取り査定額と車買取業者の査定額については、基本的に買取業者のほうが高くなりやすいです。

ディーラー査定額よりも買取業者査定額のほうが高い理由

ディーラー査定額よりも買取業者査定額のほうが高い理由としては、ディーラーは新車を販売することで利益を出し、こちらのほうが効率的なので、わざわざ車を買い取って転売して差益を儲けるというのは、正直面倒なのかもしれません。

また、車買取業者とディーラーでは事業の構造が異なるので、かかってくるコストが異なります。

基本的には車買取業者のほうがコンパクトであることが多く、その意味でも買取業者のほうが査定額が付きやすいという説明になっています。

ただし、ディーラー下取り査定と車買取業者査定については、転売先が業者オークションであるために、基本的に業者オークション価格を超えることはありません。

また、中古車販売をする場合には業者オークションから仕入れた車を売っているので、基本的に業者オークション価格が中古車販売価格を超えることはありません。

つまり、業者オークション価格の前後には業者の利益が入るので、ここに車評価額の違いについて高い壁があり、そのことでこれらを突破して評価するということがほとんどない理由になります。

ディーラーに車を売るメリット

ここまでディーラーに車を売ると査定額が安くなってしまってよくないと申し上げてきましたが、良い点もあります。

ディーラーに車を売るメリット
  • 購入時と売却時の手続きを同時にできて手間がかからない
  • 業者間比較をすることにより必ずしも下取り査定が不利ではない
  • 価値が付かないような車でも数万円の査定額が付くことがある

車買換え時に車買取専門店に売った場合には、車を売ったときの手続きと車を買ったときの手続きをしなければいけないということです。

しかしながら、下取なら車を売る相手も買う相手も同じなので一括でしてくれることが多いです。

ただし、下取と買取では平均して10万円以上価格差が存在するようですから、数時間の手間で平均10万円~20万円の差が得だと思わないなら下取はよい選択です。

また買取店で値段が付かないようなときにも、下取ではキャンペーンなどで最低5万円の査定をつけるようなものもやっています。

売る車の価値が低いなら、こういったキャンペーンを利用することで少しでも高く売ることができるでしょう。

基本的に出張査定はしてくれない

今では買取業者で当たり前にしてくれる出張査定ですが、ディーラーに車を売る場合はそれをしてくれません。

引き取りは当然してくれますが、査定を受けるときは自分でディーラーに持っていく必要があるのです。

このことは都市に住んでいるならばそれほど問題にはなりませんが、郊外に住んでいる場合には車の査定を受けるだけでわざわざ数十キロ先まで行かなければならないということもありますよね。

車を高く売るという前に、ガソリン代だけで数千円かかってしまうわけですから、特に古い車の場合は下取り査定を受けるというだけで、先に損をしてしまうということになります。

なぜか買取業者に車を取られるのは嫌がる

ディーラーでは、基本的に新車を販売することで利益を出すわけで、下取りの査定にそれほど興味はありません。

しかしながら、なぜかディーラー以外に車を売るとなると、とても嫌な顔をする販売員がいます。

これらを簡単に考えてみると次のような構造になっていることが考えられます。

まず、ディーラーは車を買うことに消極的なのは査定額からも明らかですが、実はこの安く買った車をどこかに売って差益を出していると考えています。

ディーラーも転売による利益を狙っている

どこかというのはおそらく業者が利用するオークションなのですが、ここには車買取業者も出品して、同様に差益を得ています。

つまり、新車販売で得られる利益はかなり大きいこともあり、この業者オークションで出す差益は小さいので、相対的に興味がないということになります。

しかしながら、差益はしっかりと得られるものなので、それを取りこぼすことは何かしら業務内で問題が生じるのでしょう。

こういったこともあり、実はディーラーでは査定額は低いから外部の業者で売ったほうが高い、と知っていても言ってくれません。

なお、これは国産ディーラーの話であり、外車や独立店舗の業者であれば、外部で売ったほうが有利であるとはっきり助言してくれることがあります。

この辺は店の経営次第ですが、基本的には儲かることを逃すのは誰でも嫌ですから、その機会を逃すようなことは言わないということになります。

車を他で売却するときディーラーに連絡はする?

前の段落では、ディーラーで車を売る場合は他で売る場合よりも査定額が安くなるという話をしましたが、そんなことを聞けば当然外部の業者に売りますよね。

この場合、ディーラーから新車を買い、外部の車買取業者に車を売るということになりますが、車買い替えの商談がある程度進んだ段階でディーラーに、どのように連絡をしたら良いのでしょうか?

親戚がマツダのディーラーでCX-5を近頃購入しましたが、元々乗っていたトヨタヴォクシーは商談の途中で、外部に売るということを告げました。

実はこれ、交渉のカードとして利用して下取り査定額を上げる方法で、逆に連絡をすることで下取りを有利にすることも可能なのです。

もちろん、その結果としてディーラーのほうが、買取業者の査定と比べて不利な金額であれば買取業者に売ることも可能です。

車売買の契約をしていない状態ならば、確かに下取り車の評価額も車購入額の試算に入っているものですが、交渉中盤になったときに外部で査定を受けることを言えば、下取りをするということを決め込んでいても有利に事を運ぶことが可能です。

交渉中盤であれば、交渉が決裂して車を買わないなんて言われる恐怖も相手にはありますから、この方法なかなか使えるのでお勧めですよ。

トヨタの下取り参考価格情報とは

トヨタの下取り参考価格情報とは、トヨタの公式サイトで分かる下取り時の参考価格です。

toyota.jp ご購入サポート I 下取り参考価格情報
出典:toyota.jp ご購入サポート I 下取り参考価格情報 https://toyota.jp/service/tradein/dc/top

ネット上で登録の必要が無い下取価格検索サービスです。

トヨタの公式サイトですから安心して使えますし、3分であなたの車の概算価値を算出することが出来ます。

トヨタ以外の車も調べることができますから、下取のときには絶対に確認して欲しいと思います。

トヨタ下取り参考価格情報の欠点

トヨタ下取り参考価格情報は、ネットで登録などしなくても見れる車の相場情報なのですが、一つだけ大きな欠点があります。

自分の車を見てみた方ならわかると思いますが、走行距離の入力欄がなかったことに気が付いたはずです。

車の価値を算出するうえで走行距離や事故歴などは重要な要素なのになぜ?と考えてしまいますよね。

実はここで分かる情報はかなり幅が広く、悪い言い方をすれば売るときにはあまり役に立たない情報です。

というのも、トヨタ側でも下取りの参考に使うように、情報の名前が書いてありますよね。

さらに買取業者に売る場合を考えて、業者オークションのデータと付き合わせた結果、トヨタ下取り参考価格はかなり高い金額で出ることが多く、これではディーラーで車を売る場合に、相当高い金額を持っていくので、適当にあしらわれてしまいます。

ディーラーに車を売るときの注意点:まとめ

ここまで見てきたようにディーラーで下取りをするからといって不利になることは、過去に言われていたほど問題ではありません。

もちろん、比較しないで売った場合にはディーラー側も最初から車本来の価値まで査定額を付けませんから、比較交渉することは必須です。

その結果、最終的にディーラーで車を売るという選択もありますし、ディーラー系の買取店に車を売るのもありです。

つまり、何が言いたいかといえば買取店にしてもディーラーにしても出された査定額や言われた言葉をそのまま信頼するべきではないということです。

彼らもほとんどの場合に悪気はないのですが、商売としてやっている以上は利益を大きく取ることが大切なので、何も言わない静かな人からは多く利益を取りたいと考えているだけですからね。

利害が対立している以上は「戦う」まで言わなくても、完全な味方であったり、業者なんだから言うことを聞くのは当たり前!なんて思わずに、あなたの利益を最大化できるようにしてください。

ある程度、車を高く売りたいならば他の業者と比較することが大切なので、カーセンサーであったり、楽天であったり、自分に合うサービスを使うと便利です。

サービスを比較している記事がありますので、良かったらそちらも参考にしてくださいね。

⇒査定額比較に便利なサービスはどれ?車を高く売る目的で徹底調査しました!

以上、お役立てください。