- だいたいの車買取相場表なら「トヨタ公式サイト」で調べるのが良い
- 車の相場は「年式・走行距離・事故歴・グレード・車体色」で中古車市場から判別される
- 車を売る場合や下取り査定の交渉に使うなら、ネットから査定見積もりが出来るサービスの機能を使う
こちらで見ることが出来る情報は次の3つです。
- 車査定でだいたいの相場を面倒なしで調べる方法
- 車買取相場と走行距離や年式など車状態との関係
- 車を売るときに役立つ概算価格が分かるサービス4選
まずは、だいたいの車買取相場を知りたい場合についてお話していきますね。
なお、これから車を売るためにだいたいの相場を便利に知りたい場合は下のリンクをクリック・タップで、その段落までショートカットできます。
車査定でだいたいの概算額を見る方法
車査定でだいたいの相場を知る方法はインターネットを使って、スマホやパソコンから見ることが出来ます。
こちらでは、5つのネットからだいたいの車買取相場を知ることが出来る方法を調べました。
- メーカー公式サイト
- 一括査定サイト
- 情報まとめサイト
- オンラインオークションサイト
- 中古車販売サイト
それぞれの方法では、メリット・デメリットがありますがいずれも相場を知るということは可能です。
匿名・個人情報で車相場を知りたいときの種類比較
サイト種類 | メリット | デメリット |
メーカー公式 | 登録なしで見れる | 精度が悪い |
一括査定系サイト | 登録なしで見れる | 精度はなかなか良い |
オンラインオークション | 業者と交渉するなし | 手間がかかる |
中古車販売 | 市場価値で把握できる | 知識が必要 |
だいたいの査定相場を知るときの種類については、簡単に情報を知ることが出来るものほど、情報精度が悪くなるといった手間と精度が反比例の関係にあります。
とはいえ、ここではだいたいの査定相場を知ることが出来ればよいので、精度が多少悪くても問題ありませんよね。
そのため、こちらでは、メーカー公式や一括査定系サイト、情報まとめサイトでだいたいの査定相場を知る方法を、実際に調べた結果を見ながら簡単に解説していきます。
なお、調査対象の車は「アクア5年落ち(2013年式)グレードG」で、調査を実施したのは2018年6月と少し前になってしまいますが、実態自体は変わらないので役立ててください。
メーカー公式ページで概算の車買取相場表を見る
だいたいの車査定相場を知りたいなら、メーカーの公式サイトで確認すれば今すぐ無料でできます。

トヨタの公式ページですが、トヨタ以外の車も相場を調べることができます。
知るのであればこちらで十分です。

現在、車査定をオンラインでする場合に、まず最初に思いつくのはトヨタの公式サイトという方も多いのではないでしょうか。
トヨタの公式サイトがトヨタ車について車価値を出すので、必ずしも中立とは言えませんが、適当なことは言えない立場の企業なので、トヨタの下取り参考価格を基準に次の価格を見ていきましょう。
ナビクルでの概算の車買取相場を見る

比較段階で答えを言ってしまいますが、ナビクルでの情報提供が買取相場に最も近いという結果になりました。
概算の車買取相場を知るならば、メーカー公式ページよりナビクルのほうがおすすめです。
欠点としてはメーカー公式ページでは営業されない一方で、ナビクルでは営業があるために、不本意に利用しないよう注意しなければいけません。
ただし、下取り相場については買取相場に比例しているだけで、有用な情報で無い可能性が高いです。
車査定概算額を調べた結果の比較
下取り・買取価格 | コメント | |
トヨタ公式 | 60万円 | 価格が少し高め |
一括査定 | 56.6万円 | かなり正確だと判断 |
情報サイト | 46.04万円から62.2万円 | 査定士と同じ基準 |
中古車販売サイト | 利益控除後53.8万円から63.8万円 | 情報精度が良い |
だいたいの車査定相場を調べた結果を比較してみました。
検証のために、中古車販売サイトにおいて売っている価格から利益や経費を控除した金額を載せています。

意外にもどの方法についても55万円前後で相場が安定していますが、トヨタ公式はやけに高くなっている点に注意が必要です。
それもそのはず、トヨタ公式では車査定相場を調べるために必要な「走行距離」や事故歴の有無について入力する項目がありません。
こういった事情を考慮したうえで調べるとなると、相当難しくなりますがだいたいの相場であればどの方法を使っても問題ないことが分かりますね。
車査定概算額を知りたい場合
ここまではだいたいの車査定相場を知る方法を説明してきましたが、車を売る場合にはある程度精度が高い情報が欲しいですよね。
実は、車を売る前にだいたいの相場を知ることが出来るサービスというのは現在多くあります。
事前にだいたいの車査定相場を知っておくことで、車を安く買いたたかれずに済みますので、安心して業者と査定交渉出来る強みがあります。
反面、車一括査定である「ナビクル車査定」と「ズバット車買取比較」は電話が多く掛かってくることがあるので要注意です。
電話を避けつつだいたいの査定相場を知ったうえで車を売りたい場合は、「グーネット買取」を利用するか、別ページで詳しく解説している電話量を減らして車一括査定を使って車を高く売る方法を見てください。
このページで分かること 車を売るときに匿名・個人情報登録なしでも買取相場は分かる! 車を売るときには簡単に得られた情報は役立たないので注意が必要 車一括査定に営業電話なしで連絡をメールのみで受けられる方法が最も高く売れて …
グーネット買取

グーネット買取では、相場を知ったうえで車を売ることが可能です。
また事前に登録をしておくと、車を売るまで定期的に相場情報がメールで送られてくるので、これから車を売ろうと考えている方は登録しておくとよいでしょう。
ナビクル車査定
ナビクル車査定では、申し込み後にすぐ相場が分かります。
これは過去に成約した車情報から算出された概算価格であり、市場価格を反映しているのでそれなりに信ぴょう性があるでしょう。

ただ、車価値の範囲が若干広めであることから、目安程度の車査定相場情報になりますので、査定額交渉をしたうえで売らなければいけないのは避けられません。
またナビクル車査定は一括査定なので、査定申し込みから電話が掛かってくることから、電話対応できる時間を30分から1時間取ったうえで申し込んでください。
ズバット車買取比較
ズバット車買取比較では、査定申し込み後に過去の売却記録から査定相場情報を算出して表示します。
未来価格も算出してくれるので、かんたん車査定ガイドよりも情報量が多くなっています。

もちろん、この未来情報があてになるかは別として、逆に考えるとすれば今売ることの価値を比較することも出来るのではないでしょうか。
車査定でだいたいの概算額を【匿名・個人情報なし】で見る5つの方法:まとめ
車査定でだいたいの相場を知る方法については、ネットで簡単に分かるものは精度を犠牲にしている点を知ったうえで利用する必要がある反面、だいたいで良いのなら十分に情報活用できます。
ただし、車を売るうえでだいたいの査定相場を知っておくということなら、過去結果から車価値が分かるサービスを使う必要があるということでしたね。
まとめると、ただ車価値を知りたいだけなら、メーカー公式から見れば十分であり、その他も精度を気にしたうえで気軽に使えるところで情報を調べればよいでしょう。
車を売るためにだいたいの査定相場を知りたい場合には、数あるサービスの中で簡単で便利なのは、「グーネット買取」か「ズバット車買取比較」、手軽さを重視するなら「ナビクル車査定」がシンプルで使いやすいです。
参考にしてください。
車買取相場を知っておくと業者との話し合いが楽になる

それでも車の価値を知っておくことは大切で、何も知らないと業者と話し合いが難しくなるからね。

でも調べるのも大変でしょ?どこで調べればよいのさ!

実は査定を申し込むとすぐ車価値を教えてくれるのがあるんだ。
車を売るときにあなたの車がいくらぐらいの価値か知ることは大切です。
ただ相場の調査に時間がかかり、手間と時間がかかったうえに相場情報が信頼できないものだった!なんてこともあります。
こういったことで悩むことなく車の査定を受けたい場合には、「概算の車査定相場がわかる」ネット査定を使うと調べる手間なく便利で、データ自体も信頼できます。

※概算価格が分かる一括査定は電話連絡はそれなりに来ますので、これが嫌な方は電話連絡を少なくして査定を申し込む方法を再度確認してください。
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車のことが良くわからない私には助かるわ!相場情報とかよくわからないし。

面倒っていうのが一番大きな理由そうだな!

うるさい!手間がかからなくて便利ならそれが一番でしょ!!

まあまあ、確かにこれならだれでも便利に使えるよな!
手間をかけずに結果が欲しい方は車価値がわかるネット査定を使ってください。
概算価格が分かる一括査定はこちら
↓
車の相場を決める要素とは
トヨタや日産の概算額を調べた方ならわかると思いますが、車の価値情報を調べるときに必要なものがなかったことに気が付いたでしょうか?
実は車価値の算出には「走行距離」や「事故車かどうか」など、相場を調べるうえで重要な要素の入力がありませんでした。
簡単に使える反面、精度の点で多少問題があるということを知ったうえで使うべきというのは、こういった理由がありました。
それでは車価値を知るために重要な要素とは何でしょうか?
- 車種
- 年式
- 走行距離
- グレード
- 修復歴(大きな事故をしたかどうか)
- 車体色
- 市場の流通量
- オプション
メーカー系の相場を見るサイトでは、「車種」と「年式」、「グレード」だけの選択でしたが、やはり少なくとも「走行距離」を入力しなければ、ある程度役立つだいたいの査定相場でしかわからないのです。
ちなみにこれらの要素から車価値が算出されるというよりも、中古車市場の価値に現在ある車がどの範囲で適合するか?という調査から行っていますので、一番もとになっているデータは「中古車市場の価値」です。
車種
基本的に車オーナーにとって車種は固定されている要素なので取り上げられることは少ないですが、相場を知るためには最も重要な要素です。
どの車種かによって相場が大きく変わってくるのはいうまでもないでしょう。
そういった意味では、車種が相場に与える影響は最も大きく、どの車種を持っているかによって相場の高低が決まります。
年式
年式によって車の新旧を判断するため、相場に与える影響としては非常に重要な指標です。
特に3年落ちと5年落ちは車検時において車が売られるタイミングなので、流通量からの兼ね合いもあり、相場が下がる特徴があります。
とはいえ、年式による相場の判断については、実はいい加減な指標だったりします。
というのも、例えば12月31日に登録した場合と、翌年の1月1日に登録した場合では、年式の点で1年分の差が出ますが、車としては同じ車です。
ただ、流通される段階においてはこのことは考慮されないために、年末付近で車を購入する場合には翌年登録をすることが車価値を高めるちょっとしたコツです。
走行距離
走行距離によって車価値が下がるというのは説明するまでもありませんね。
車の利用については走行距離が車のメーターに記録されるために、その利用頻度が増えれば消耗されていると判断できるからです。
特に実質的に交換ができないボディの骨組みや、実質的に交換しないことが多いエンジンやミッションなどの消耗を判断するうえで走行距離は役立つ指標です。
また走行距離については1年で1万キロ前後が妥当という基準があり、それよりも走りすぎている場合には過走行車として相場が下がる要因になってしまいます。
車のメーターによって走行距離が計測されることから、メーターが交換されていたり、また不正にメーター戻しなどを行われた場合には、車価値を大きく下げる要因になります。
グレード
車はグレードの高低によって装備が変わってくるために、グレードによる相場の変動をそれなりに受けます。
ちなみにこれは車の使われ方によって変わってくることも多く、一般に古い車ほどグレードによる相場違いは少なくなります。
もちろん、車価値自体も小さくなるのでその点についてもグレードによる相場違いは少ないのですが、古いことで車を安く買おうとする場合には車利用が「適当な足に使う」など実用面で価値がある場合は、グレードをあまり重要視されないということです。
反面、新しい車ほどグレードによる相場違いがあります。
修復歴の有無
修復歴の有無によって車の価値が変わってきます。
その理由は車の骨組み部分にダメージが及び、それを修理した場合の車を「修復歴がある車」というわけですが、これは半永久的なものになるからです。
現在の車の骨組み部分はほとんどが「モノコック構造」となっていて、車全体がフレームになっている、イメージとしては卵の殻のようなものになります。
卵の殻が割れてしまった場合には、それを修復することが難しく、直しても元の強度は維持できないように、車も骨組みまでダメージが及んでそれを直した場合は、本来の強度が維持できないというわけです。
このような理由から、修復歴がある車は価値が低くなるというわけです。
なお、一般に事故車といえば事故をした車全体を指したり、また事故をしたまま直してない車を言いますが、修復歴車とは前に話したようにモノコック構造部分を損傷して直した車です。
そのため、事故車のすべてが修復歴車ではないということを確認するとともに、中古車を探す場合などで「修復歴あり」とあれば、このような事情があることを知っておきましょう。
車体色
車体色も車の査定相場を見るうえで重要なポイントです。
これは次の流通する市場で支持されるかが、相場の高低を分ける要素になります。
例えば、重厚なセダン車の車体色が黄色といえば買う人はいるでしょうか?
出来れば黒、次の点では白が望ましいですよね。
このように車によって合う色と合わない色がありますので、それが支持されるかどうかが、車体色による車相場の変動につながります。
例の逆でいえば、スポーツカーやスポーティーカーであれば、黄色という車体色も問題なしとされるケースは多くなります。(スズキスイフトなど)
市場の流通量
中古車が多く出回る時期においては車価値は下がりますが、逆に中古車が市場に少ない場合には車価値は上がります。
最も分かりやすい例としてオープンカーで考えてみると、夏前において中古車市場で需要が大きくなりますので価値は上昇し、冬前において中古車市場で需要が小さくなりますので価値は下降します。
また、多く売れた時期から3年落ち・5年落ち・7年落ちなど車検時期の年落ちにおいて、多くの方が車を売る場面になりますので、そのような状況において車を売却することは車価値に不利な影響を及ぼします。
オプション
オプションにおいて車価値が上昇するものは、主にメーカーオプションで人気があるものになります。
一例としては「サンルーフ」や「皮シート」「特製アルミホイール」など、多くの人が支持するドレスアップは評価増になります。
また過去において「カーナビ」は重要な要素でしたが、今日においてはスマホなどによって簡易的なカーナビとなってしまうため、それほど重宝されるものではなく、また一部車を除けば標準として装備されて当たり前の装備になっています。
そのため、オプションにおいては時代による要請で評価されるものが変わってくることを知っておきましょう。
その他(税金の払い戻し・鉄資源)
車価値を決める要素として再販されることで利益をとり、その逆算で車買取相場が決まりますが、さらに細かい修正項目が「その他」の要素です。
- 自動車税の払い戻し⇒月割で還付されるのでその分だけ査定額の評価増(ただし、軽自動車税は還付無し)
- 車検残の取り扱い⇒満額で月割評価されるものではないので過度な期待禁物
- リサイクル料金⇒「売却」の場合は返還されるが、「廃車」の場合は返還されない
- 鉄資源価値⇒「鉄資源:25円/kg」において普通車1万5千円ほど・軽自動車1万円ほど(金属価格に影響を受ける)
- タイヤ⇒基本的に評価増にはならない
- 改造車⇒程度によるが基本的に評価減になる
- 駆動方式⇒基本的に4WDのほうが価値が高くなる傾向がある(当サイトでは型式別の買取相場で比較している)
- トランスミッション⇒スポーツカーの場合には「マニュアルトランスミッション」のほうが価値が高くなる傾向がある
なお、あなたの車をいくらで買うのか?ということについて車買取相場を決める最も大きな要素は「査定士との交渉」です。
それができるように相場をあらかじめ知っておくということは大変重要なことです。
これから車を売るという方も、車の価値がいくらなのかという興味本位でも、登録なしでこのまま相場を見ることが出来るので参考にしてください。