- オートバックスの査定額は始めから限界額近いので面倒な交渉が必要ない
- 紙で出る見積書は5日間の有効期間があるので他業者と比較に役立つ
- カーセンサーで依頼すると対応地域で出張査定が依頼できる
車を保有している方はオートバックスを知らない人はいないのではないかと思いますが、オートバックスが車買取業をしていることをご存知ですか?
その他、中古車の販売もしていて、知名度が高い業者が中古車市場に参入することは、競合他社にとって脅威であり、ユーザーとしては業者間の競争が促進されてサービスが良くなることが期待できるのでうれしい限りです。
そんなオートバックスカーズについて、こちらでは評判と口コミをみていきたいと思います。
まずは、オートバックスカーズの車買取について見たのちに、中古車販売の評判や口コミをみていきます。
オートバックスの買取評判
オートバックスカーズの評判や口コミはガリバーなどの買取業者と比較して見られることが多く、最大の特徴は買い取り店ではなく、車買取事業は後から参加したということです。
車離れなどいわれている中で、昔ほどカー用品を買う人が減っている部分を補うつもりで買取事業に参入をしたようですが、ある意味でオートバックスは完成した買取業界に殴り込みをかけているような状況になっています。
そしてこのことは、ほとんどの点で車オーナーにとってよい意味で業界に影響を与えています。
例えば買取業者同士は馴れ合いとまではいかなくても、お互いに守るべき利益がありますので、ユーザーにとってよいことはありませんが業者同士で利益の食い合いをしないように、徐々に査定をあげているという方法をとっています。
その結果、業者同士の競争をさせても粘り強く比較することで査定額を上げることができるという構図でしたが、オートバックスの場合には異なります。
オートバックスの査定方法は車価値の測定
オートバックスで行われる査定方法は車価値の測定であり、買取業者の場合と異なります。
「えっ!?そんなの当たり前じゃないの?」という疑問がありますが、実は買取業者の査定というのは交渉の一環であり、どちらかといえば新興国などの市場で値切りをすることの逆に近いものがあります。
ここで買取業者にとって厄介なのは、オートバックスの査定方法であり、他の業者と異なり勝負できる査定額を一気に出してきます。
このことは買取事業以外にもしっかりと利益を出していることもある余裕と考えていて、買取業者としてはよい顔はしないものだと思いますが、車オーナーにとってはうれしい対立ですね。
車価値を測定するための「査定Dr.」
オートバックスでは「査定Dr.」など画一した査定システムを用意して顧客の信頼を得ることに役立っていると言えます。

全国統一の査定基準というのがオートバックスの「査定Dr.」であり、暗示的に車価値をしっかりと測定するということで、買取業界に挑戦状をたたきつけています。
査定Dr.の特徴はタブレット端末を使って行う査定であり、データを本部へ送信して、本当の意味で車価値の測定を行う方法である。
その測定方法は徹底しており、膜厚測定器を使うことで塗り直しなどの発見が大きな事故をしていないか判定することができる。
このことから査定額も他業者よりも誤謬(誤って車価値を判断すること)による利益範囲を小さくすることで、他業者よりも高い査定額提示をすることに貢献している。
査定Dr.は従来よりも車買取業界で評判が悪かった問題を解決していて、そのことがオートバックス車買取の評判を向上させています。
オリコンでのオートバックスカーズ評判

オリコンといえばCD売り上げなどで「オリコン調べ」とありますが、車買取会社の満足度ランキングという調査もしています。
なんと2018年末にはオリコンで車買取会社ランキングで2位にまで上り詰めていました。
とはいえ、今までは表が少なかったということもあって、点数は良かったのですが日の目を浴びることは出来なかったといえるでしょう。
車買取業界については、オートバックスカーズは知名度があるけれども新規参入ということが、良質なサービスにつながっているものと考えています。
というのも、新規で参入していくならば、いくら知名度があったとしても厳しい戦いが強いられるわけで、そういった部分で接客を良くしなければ買取業のみならず、パーツ販売などにも影響が出るからです。
そのため、車買取の評判についてはかなり気を使っているものと考えていて、特にサービス面では抜かりがないというところを期待したいところです。
5日間有効の買取見積書を発行
オートバックスの車買取では、車業界ではタブーとされている見積書を紙でしっかりと発行するなど、今まで業界都合でしてこなかったことを改善することで、これも信頼を得る結果となっていますね。

ちなみにオートバックスの会員でないと買取見積書が受け取れないので、会員でない方は会員になる必要があります。
下のツイートでもあるように、気軽に買取査定をして車価値を教えてくれるというのは、会員を増やすという目的もありそうです。
査定額は紙で発行されることもあり、査定額に自信の高さをうかがえます。
車買取業者が買取見積書を発行したがらない理由は、車を出来る限り安く買いたいという思惑があるためである。
これは書面として見積書を出してしまうと、これを他の業者に査定額交渉をされることにより、車が安く買うことが出来なくなる点がある。
また、査定額を一時的に確定してしまうために、交渉力が低下することもあって、買取見積書を発行するということが、車を買い取って差益を出すという業者の思惑に合わないためであるともいえる。
また、査定価格を5日間保証するというのは、一見すると当たり前のことに思えます。
しかしながら、実際には買取業者はそんな長い間査定額を保証しない場合が多く、下手をすると数時間前に言った査定も無効だったりする現状があります。
その点を踏まえると、この査定価格を5日間保証するというのはいかに画期的なことかわかってもらえるはずです。
車買取で多くの業者が見積書を出さない理由
車買取で多くの業者が見積書を出さない理由は、買取業者は大きく儲けるためにはあなたからできる限り安く車を買う必要があるのです。
確かに宣伝の「車を高く買う!」というキャッチフレーズとは少し違うかもしれませんが、なにも絶対に安く買うわけではありません。
車買取業者は安く買える相手や状況だったらそうするだけです。
これについては、あなたもよく考えてもみてください。
安く売ってくれる相手からわざわざ車を高く買いますか?
車を売る側としてはできるだけ高く買ってほしいというのは当然ですが、車買取業者も車を転売して儲けるので、仕入れを安くすればするほど利益が増えるので、できる限り安く買いたいですよね。
なぜ見積もりを比較されると業者が困るのか?
見積書を出さないのは他の車買取業者よりも少し、本当にほんの少し高く買うためで、後から来た業者に見積額を見せたら、次の業者はそれより少し高い金額を提示します。
このように、見積書を出してしまったら後から来た業者が有利ですよね。
もしかすると、どうせ後からきた業者と比較されて安く買えないならそもそもあなたを相手にしたくないだけなのかもしれませんが^^;
とはいえ、これは車買取業者の営業マンも、営利企業として安く買うことを使命にしているなら仕方がないことです。
5日間査定額を保証するのは大変なこと

査定額の保証というのはユーザーにとってすごい!と思うことではありませんが、買取業者側からすると大変なリスクなのです。
車買取業者のビジネスモデルはユーザーから買った車を業者オークションで換金することですが、この5日間保留とするのは大きくない価格変動リスクが付きまといます。
イメージとしては、値動きが小さい株取引で5日間売りと買いが固定されるようなもので、上がったのに売れない、下がったのに買い取らなければいけないと、業者にとって厳しいことが分かりますか?
ユーザーからすれば5日間査定額を保証することは特に考えるべきものではなく、むしろ査定額を無効にされることのほうが驚きですが、業者側の立場からすれば査定額保証がいかに大変なことかを理解してもらえたと思います。
オートバックスカーズの社外パーツ評価
社外パーツが評価されるということについては、オートバックスに限ったことではありません。
しかしながら、過去に社外パーツなども積極的に評価するという姿勢が見えましたので、現在でも他の業者より多少優遇してくれる可能性は残されています。
あわせてオートバックス車買取で社外パーツ評価の施策「スゴ買い」をやめてしまったことを考えれば、実際にはやはり社外パーツは評価されにくい時代になっているのかもしれませんね。
郊外に住んでいるとオリジナル改造をした車を見ることはありましたが、近年ではそういったことも少なくなった点で、ユーザー側もこう言った車に期待をしていないといえるのかもしれません。
オートバックスに車買取を申し込む3つの方法
車買取を利用するならばオートバックスを利用するべきですが、査定を受ける方法は大きく3つあります。
- オートバックスの店舗に持ち込み査定
- カービューを利用した持ち込み査定
- 一括査定から申し込む出張査定
オートバックスでは基本的に持ち込みによる査定がメインで、専用のピットなどで車価値を測定する方法になります。
また、カービューを利用した上でオートバックスに持ち込むことにより、オートバックスが査定をした車に対して簡易的なオークションのような状態を作ることができます。

これら2つは基本的に店舗に持ち込む必要がありますが、自宅まで査定や引き取りを依頼するならば、一括査定から申し込むことで達成できます。
売値が気になるなら業者間で競争させる
オートバックスの査定は最初から車価値の上限近くを提示するということで「それなりに高い金額」で売れるといえます。
しかしながら、オートバックスとしても不本意に薄利多売をするということもできず、また大型店舗やスタッフなどの固定費は他の業者よりも比較的かかるものと考えています。
反面、買取業者はオートバックスなどの大型店舗を構える業者よりも固定費がかからないことが多く、査定額を勝負した場合には他業者のほうが有利な査定が出る可能性があります。
車を高く売るならば競争させることは必要ですが、そこにオートバックスをしっかりと加えることで、最初から勝負できる査定額を出すために無駄な交渉や時間をせずにすみます。
そういったこともあり、ある意味では車を高く売るための救世主(他業者にとっては厄介者かもしれませんが・・・)といえ、積極的にオートバックスを競争に参加させることをおすすめします。
オートバックスが無料で出張査定してくれるか調べる方法
オートバックスで個別に査定を依頼すると店舗まで出向くことになりますが、一括査定を利用することでオートバックスが出張査定で来てくれます。
もちろん、対応している地域や車種によってはオートバックスが査定業者にいない可能性がありますので、申し込む業者がわかる一括査定を使う必要があります。
そういったこともあり、無料で使えて運営会社が安心の「カーセンサー」が便利です。
⇒あなたの地域でオートバックスがあるかカーセンサーで確認するならこちら
パソコンなら2画面目で、スマホなら3画面目で下の画像のように業者選択画面が出てきます。
申し込む確定までしなければ、あなたの地域でオートバックスが一括査定に対応するか、今すぐ簡単に調べることができるのでやってみましょう。

オートバックスがあれば、それにあわせて気に入った業者に査定依頼すればよいですが、オートバックスが地域で対応していない場合は、持ち込む査定を併用することもできます。
オートバックスが地域で出張査定に対応していない場合
カーセンサーでオートバックスが地域に対応していない場合には、持ち込む査定と一括査定を組み合わせることで、オートバックスと他業者を競争させることができます。
というのも、途中で説明したようにオートバックスでは紙で見積もりが出ますので、この見積もりを他業者に見せることで業者間の査定額比較をすることができるのです。
しかもオートバックスでははじめから車価値にあった査定額を提示するので、これと他業者の査定額を比較することで、面倒な競争をする必要はありません。
また、オートバックスでは5日間の査定額保証がありますので、多少ゆっくり業者間比較をしても、最終的にオートバックスが高いならば5日間の保留時間がありますので、急がずに売却先を決めることができますね。
ちなみにオートバックスの店舗は2019年7月現在、601店舗存在していて、コンビニの居抜きのような買取専門の店舗が増えているようなので、オートバックスの店舗を探すことに苦労しないでしょう。
車買取をオートバックスに依頼するなら車一括査定がおすすめ
車買取をネットからオートバックスに依頼する場合は、相見積もりも同時に出来る車一括査定がおすすめです。
一つ注意点があるとすれば、「かんたん車査定ガイド」という車一括査定では、オートバックスと提携していないために、査定依頼が出来ません。
オートバックスに車を見てもらうならば、かんたん車査定ガイド以外の車一括査定を使うようにしましょう。

いかに優良業者であるといっても、他社と競争させることでこそ高い買取金額が達成できるということが一般に知られるようになってからは、より相見積もりの重要性が増しています。

カーセンサーを使えば近所にオートバックスがあるか、そして出張査定を依頼できるかどうかわかります。
その結果、オートバックスを選ぶことが出来ない場合は持ち込みで査定を行って、見積書を得てから相見積もりを取ると、車をかんたんに高く売る準備ができますので参考にしてみてください。