ホンダ車の前部分って似てると思いませんか?
車全般に言えることですが、車デザインはメーカーによる影響を受けやすく、特にホンダ車は同じに見えてしょうがないのです。
ホンダ車のフロント部分は「ーH-」みたいな感じで全部同じに見えます。
まあホンダエンブレムがあるからそうなるのですが^^;
実は私も数年前までは違和感ありませんでした。
というのもスポーツカーが好きでしたから、ホンダ車について肯定的に見ることはあってもあまり否定的に見ることは無かったのです。
でも、3代目フィットを改めてみたときにこれは好き嫌いが分かれる形状だなと改めて思いました。
そして、現在のフィットのライバル車はトヨタアクアですが、無難な見た目で人気を博しています。
スペックではホンダフィットのほうが勝っているといわれているにも関わらず、です。
これとスポーティーな見た目がどうにも現在の車ユーザーにマッチしていないようです。
今回はホンダ車のデザインが現在受け付けられていないのかという点について、周りのメーカーやユーザー意識の変化からみていきたいと思います。
ホンダ車のラインナップ
ここでは、ホンダフィットとトヨタアクアとエコカーコンパクトの比較でみていきます。
両者を大きく分けるのはハイブリッドシステムとデザインでしょう。
そのうち、ハイブリッドシステムでいえばさすがにトヨタのほうが、高性能であるというのは誰も疑うことは無いでしょう。
ただ、デザインでいえば両者は大きく性格が分かれます。
トヨタ車のデザインは保守的
トヨタアクアとホンダフィットの比較では、デザインと利用面のバランスが重要なポイントとなります。
トヨタアクアは控えめなデザインが特徴で、低い車高がスポーティーな印象を与えますが、実用面では天井の低さが使い勝手に影響することがあります。この点は、見た目のスポーティさを優先していることが伺え、実際の利用面では一定の妥協が必要になる場合があるでしょう。
一方、ホンダフィットはスポーティーさを前面に押し出しつつ、利用面では高い天井で使いやすさを追求しています。これにより、実用性とデザインのバランスを取りながらも、従来のコンパクトカーに近い印象を保っており、先進性の面では物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
このように、トヨタアクアとホンダフィットは、それぞれがスポーティーさを異なる方法で演出しています。アクアは実際のデザインでスポーティーさを実現し、フィットは見た目のスポーティーさを強調しつつ、実用性にも配慮している点が大きな違いです。車を選ぶ際には、これらの特性を考慮して、自分のライフスタイルや好みに最も合った車を選ぶことが重要と言えるでしょう。
ホンダ車のスポーティー感は時代に合っていないのか
私の見解では、利用面も考えれば当然フィットのほうがよいわけですが、わざわざスポーティーに見せようとしている点が、現代のユーザーにマッチしていないのかもしれないということを考えています。
つまりは、スポーツの味を残したいのか分かりませんが、ホンダフィットはなぜあのような見た目なのでしょうか?というユーザーの暗黙の疑問を受けてダサいと感じてしまうと予想しています。
私は、最初見たときはなかなかかっこいいと思ったのですけれどもね。
アクアと比べてよくよく考えてみると今の保守派ユーザーがあの形状を良しとするかといえば話は変わってくるでしょう。
トヨタハイブリッドシステムとホンダハイブリッドシステムで違いがあるので、一概にはどちらが性能が優れているかはいえないところではありますが、販売台数ではトヨタアクアが勝っている状況で、その差も納得できるといえるのかもしれません。
※2014年1月~12月まで新車販売台数はトヨタアクア233,209台に対してホンダフィットは202,838台と三万台ほどの差をつけられている。統計データの出典元は一般社団法人日本自動車販売協会連合会より
N-BOXは好調な売れ行き
N-BOXのフロントは、「-H-」の形をしていますね。
見た目が、同じ種類の競合車であるダイハツのタントと比べて、もっとスポーティー、あるいは目立つデザインになっているって言えます。
ダイハツのタントに売り上げで負けているけれど、女性のドライバーに選ばれていることも多く、全く売れていないわけではなく、ちゃんと人気があるってことです。
※2014年4月から2015年3月までの1年間で新車販売台数はダイハツタントが214,867台に対してホンダN-BOXは188,922台となっています。
フィットは低い評価でN-BOXが高い評価の理由
ホンダのフィットは、ガソリン車も含めることや、これまで一定の支持を得ていたにもかかわらず、トヨタのアクアに負けた理由があります。
一方で、N-BOXは市場に後から出たこと、そして全高が高い軽自動車として、ダイハツのタントだけでなく、スズキのスペーシアや日産のデイズルークスなど、多くのライバルと非常に競争の激しい市場にいるという理由からです。
同じ条件下でも、これら二つの車は出発点が少し違うため、このような結果になりました。
スポーティーな見た目はスポーツカーでして欲しい
これが、ホンダのフィットからトヨタのアクアへ、ホンダからトヨタへとユーザーが変わってしまった理由かもしれません。スポーツカーなら外見について文句はないけど、ファミリーカーやコンパクトカーでどうしてこんなに見た目を重視するのかはちょっと不思議ですね。
でも、軽自動車に関してはそうでもないみたいです。
おそらく、軽自動車を選ぶ人たちとそれ以外の車を選ぶ人たちでは、好みが違うんでしょう。
ホンダ車がダサい:まとめ
この違いをうまく使い分けることが今後ホンダ車が市場で指示される条件なのではないかと思います。
ところで関係あるようで関係ないですが、パソコンのレッツノートのデザインはどうにかならないのか^^;話によると技術者に力があるからあのような形状らしいですが、ホンダ車もやはりそうなのでしょうか。
トヨタ車の場合には稟議書を通してダサいデザインに決定すると言われていますが、ホンダの場合も同様なのでしょうかね。
個性的過ぎるのも問題がありますが、個性が無さすぎるのも問題があるといえるのかもしれません。
無個性な車はつまらないこと、またすべて似たような顔つきの車なら、個性もなくなる。
これがホンダ車がダサい理由と結論付けますが、あなたはどう思いますか?
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