一昔前ほどのブームでないとはいえ、依然としてミニバンは人気があります。
確かに過去にミニバンに見向きもしなかった層が、現在ではそんな方が気になるほどの見た目を兼ね備えています。
それに家族や友人との時間を大切にしたい方が選ぶ車はミニバンであり、そんなミニバンを所有しているオーナーは一目置かれる存在として認められるでしょう。
と、ここまでミニバンオーナーを持ち上げすぎた感はありますが、やっぱりせっかく人を乗せるなら快適な車や見た目が良い車を選びたいですよね。
こちらでは、そんな未来のミニバンオーナーに向けて、予算を最大限に生かして良いミニバンを購入できるように、予算別の選び方を解説していきます。
予算としては200万円、250万円、そして300万円と設定し、購入する車は新車の設定で見ていきます。
途中には私がドライバー視点で試乗してきた動画がありますので、動画の質はあまり良くありませんが車選びの参考にしてもらえたら幸いです。
- ミニバンは予算別で「200万円:小型」「250万円:中型」「300万円超:大型」で区分できる
- 大きくなる分だけ内装も豪華になるが一番重要なのは何人で乗るかであり、車サイズに3列目シート窮屈さは影響を受ける
- ミニバンのハイブリッド車に「燃費が良くて維持費が安くなる」など経済性を求めるのは良くない
ミニバン予算別選び方は「サイズ」で見る!
ミニバンの予算別選び方は、車のグレードやサイズで見るべきです。
一番分かりやすい区分は3ナンバー・5ナンバーと、ナンバーの種類で見る方法ですね。
当然3ナンバー車のほうが5ナンバー車よりもグレードが上の車であり、車体価格も高くなっています。
また、近年では小型のミニバン、通称「プチバン」が人気です。
このようにミニバンといっても、大きさの多様性が出てきたために、ミニバンの選び方といえばサイズで選んだあとに、予算が足りるかを見るのが良いでしょう。

中型というのは5ナンバーサイズのミニバンを指します。
最後に大型というのは、5ナンバーサイズのミニバンであって、国内の最大規模ミニバンがこれに該当します。
サイズ | 予算 | ナンバー | 代表する車 |
小型 | 200万円前後 | 主に5ナンバー |
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中型 | 250万円前後 |
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大型 | 300万円前後 | 主に3ナンバー |
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小型と中型はナンバーのサイズ的にいうと5ナンバー・大型は3ナンバーという印象でしょうか。
ちなみに、ナンバー差による影響というものは法律の区分でしかなく、実際の維持費については自動車の排気量と重さによって変わります。目安程度に考えておきましょう。
最適なミニバンを選ぶときの見方
ミニバンを選ぶときには、まず常に何人で利用するかというところから始めましょう。
大型のミニバンを購入したのに、意外にも3列目シートを使ったのは年間に数回だけだったということも少なくありません。
せっかく予算や維持費を捻出して買った大型ミニバンが、ただ使いにくいだけの車となってはもったいないですよね?
そこでまずは想定使用人数を考えましょう。
一般に月1回以上3列目シートを使うなら中型以上を選んでください。
ミニバンを選ぶときには、どうしても外観や予算から考えてしまいがちですが、最も望ましいと考える選び方としては、まずは想定する利用シーンを考えることです。
小型ミニバンの注意点
内装確認のついでに試乗動画を見てもらえると、小型ミニバンがどんな車か分かると思います。(車種はホンダフリード)
意外に認知度が低い小型ミニバンですが、実は使い勝手が非常に良いのです。
車体価格も安めですし、維持費も他よりは低いでしょう。
そんな経済的優位がある小型ミニバンの注意点ですが、3列目シートの扱いになります。
小型ミニバンでは3列目シートはどうしても狭くなります。
普段から3列目シートを使う方は小型を選ぶべきではありません。
逆に3列目シートを月間1回ぐらいの利用であれば予算や維持費などを考えて小型の選択は良いでしょう。
中型ミニバンのおすすめ車種
小型ミニバン同様に中型ミニバンに関しても動画で内装を見てもらうと分かりやすいです。(車種はトヨタヴォクシー)
大型は大きすぎるし予算的にNG!という方が中型を選ぶのではないかと思います。
実は中型のミニバンは各社、主力として販売しています。
面白いことに客層があまりかぶらずに、それぞれ支持される層が異なるミニバンのため、選ぶときには注意が必要です。
そういったこともあって、メーカー別にミニバンの特徴を見ていきます。
各メーカーの人気5ナンバーミニバン特徴
![日産:セレナ [ SERENA ] ミニバン_ワゴン Webカタログ トップ](https://chicken1029.xsrv.jp/wp-content/uploads/b1b3273a679a5f2009f0ad5d9d62c796.jpg)
そもそもミニバンを使う層は近年までファミリー層や実用層だったため、派手な見た目は必要なかったわけです。
そして、この話の流れからわかるように、現在ではある程度見た目が派手なミニバンが支持されています。
ホンダステップワゴンも小さなマイナーチェンジを重ねて、特別金利などでずっと市場をリードしてきました。

内装・乗りやすさ・燃費などどれをとっても他の車種より一つ上です。
もちろん、モデルチェンジしたばかりということもあるでしょうけど、これほど完成されたミニバンは近年稀にありませんから、選ばないのが損であるといっても過言では無いぐらいです。
中型はトヨタミニバンが特に人気

トヨタの中型ミニバン「ヴォクシー・ノア」が近年一番の売れ筋であり、完成度も高くなっています。
最近選ばれる車の特徴としては、内装がある程度しっかりしていて、外装も派手目な車が選ばれていて、ミニバンにおいても同様の傾向があります。
価値の高い車を選ぶことでいつか手放すとき、売値が有利ということもありますので、それが全てではありませんが、人気のある車かどうかを知っておくことは重要ですね。
こういった点から、5ナンバーミニバンではトヨタヴォクシーが有利な車と言えます。
なお、ヴォクシーもノアも中身は同じであり、異なるのは販売店と外観だけです。
大型ミニバンの選び方
これまで同様に動画にて内装や乗った感覚を見てください。(車種はアルファード)
大型ミニバンの選び方はメーカーで選べばよく、どのミニバンも完成されています。
近年は売れ筋として5ナンバーミニバンを、各メーカーで強化して発売してきましたが、3ナンバーミニバンは「トヨタ」「ホンダ」「日産」と、質は程々で良いという考えが見えないため、どれを選んでも失敗ということがないのです。
とはいえ、オススメするのは断然トヨタ車ですが、ホンダのオデッセイも低重心の大型ミニバンということで面白いと思います。
各メーカーの大型ミニバン特徴
![日産:エルグランド [ ELGRAND ] ミニバン_ワゴン Webカタログ トップ](https://chicken1029.xsrv.jp/wp-content/uploads/6ab9d2f471673f6e54ec955d2f1d3318.jpg)
ホンダ車には走りやすさや使いやすさなどがあります。
日産車には過去においてあまりいい印象はありませんでしたが、近年は派手すぎないミニバンも良いのではないかと考えています。
大型ミニバンの性格は、内装性能重視でトヨタアルファード・ヴェルファイアか、走行性能重視でホンダオデッセイであり、好みに合わせて選ぶのが一番です。
なお、ヴォクシー・ノア同様にアルファード・ヴェルファイアも中身は同じ車で販売店と外観が異なるのみです。
ハイブリッド車のミニバン:価格と維持費
ハイブリッド車のミニバンは車体価格が500万円ほどになるものもあり、最上級グレードのようにも見えます。
さらに燃費性能は良くエコカー減税適用で、車維持費の節約が期待できます。
しかしながら、私としては技術としての先進性はすばらしいものの、経済的理由から選択する必要はないと考えています。
ミニバンのハイブリッドモデルは、車体価格が大きく変動するために、当然ですが車維持費節約と比べても総支出金額はほとんど変わらないでしょう。
トヨタの大型ミニバンでハイブリッドモデルならば、600万円近くの車体価格となりますが、果たして600万円出す価値があるかといえば、その必要性はないでしょう。
そのため、差別化のうえでお金を出すことや、技術としての先進性としては、ハイブリッド車のミニバンは優れているものの、経済的理由について考えることは無いのが現在の状況といえます。
ミニバン予算別選び方:まとめ
無い袖は振るえないとはいいますが、やはり小さい車に大人数乗るのは窮屈でしょう。
そのため、想定使用人数が多いならどうか中型以上をお選びください。
逆に、あまり使わない状況が予想されるなら小型も選択の中に入れると良いでしょう。
なお3列目シートの比較も参考にしてもらえたらさらに良い選択ができるでしょう。
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車を売るときには下取りが損と聞きますよね?これってどういうことか知っていますか?
下取りでは相見積もりをしないことが多いから、高い査定額が出にくいのです。相見積もりをすれば下取り査定も限界はありますが、高い査定額も狙えるというわけなのです。
下取りに限らず、相見積もりをしていないなら、市外などの業者を巻き込んで損なく車を売ってください。
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業者が保証を付けたがらない理由
意外に知られていないことですが、良い車は市場に出回る前に業者間で買われてしまい、一般の人が良い車を安く買う事が出来ません。
「安い車を発見した!」ということで喜んでいられる状況ではなく、質が悪いから安いという現実を知っておく必要があります。
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