ハイブリッド車を中古で買ってはいけない理由:サムネイル

2010年あたりからハイブリッド車も増えてきて、それに伴って中古車市場にもハイブリッド車を多く確認できるようになってきましたね。

ハイブリッド車はモーターアシストがありますので、特に都市部での燃費向上について期待でき、低燃費車による維持費節約のために、ハイブリッド車を中古で探すなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ、ハイブリッド車の中古については注意しなければいけない点も多いことを、あなたはご存知でしょうか?

これについては、バッテリーの老朽化や割高な車体価格をどのようにとらえるかによるところです。

ここでは、中古のハイブリッド車がそのほかの中古車や新車を買う場合と比較してどんなことを気をつけたほうが良いのかみていきたいと思います。

買う前に知りたい
業者が保証を付けたがらない理由

セツコ

意外に知られていないことですが、良い車は市場に出回る前に業者間で買われてしまい、一般の人が良い車を安く買う事が出来ません。

「安い車を発見した!」ということで喜んでいられる状況ではなく、質が悪いから安いという現実を知っておく必要があります。

逆に良い中古車は高い金を出して探すことになりますが、今はネットで業者間取引されている一般非公開車両を見ることが出来ます。

またネットだと有利な事が多く「最長10年保証」「返品に対応」と普通に店舗で探すよりお得です。

もしあなたが中古車選びで失敗したくないならば、ネットから業者と同じ立場で車探しをオススメします。

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中古ハイブリッド車を選ぶときの注意点

中古車を選ぶときに値段ももちろん大切ですが、特にハイブリッド車では年式で選ぶのか走行距離で選ぶのか考えてしまいます。

一般に中古車を選ぶ基準としては次の5つが挙げられます。

一般的な中古車を選ぶ基準
  • 車体本体価格
  • 年式
  • 走行距離
  • 事故暦(修復暦)の有無
  • 整備状況

どれも中古車を選ぶうえでは大切な要素で、中古車情報を掲載しているプライスボードには、これらの点についてかかれていることも多いですね。

普通に中古車を選ぶときには、年式よりも走行距離ということも多いですが、ハイブリッド車においてはモデルで選ぶようにしてください。

というのも、古いハイブリッド車はバッテリーに昔の技術が使われていて、交換費用も高く、そのくせに性能は当然低いからです。

ハイブリッド車を買うならば新しい車を買うべき

ハイブリッド技術は進歩が非常に早いので、少しでも新しい技術が使われている可能性が高い新しい車を買うようにしましょう。

また、駆動用バッテリーは利用と経年劣化でバッテリー交換が必要になることも視野に入れておくべきであり、その点では走行距離もないがしろにできません。

しかし、この経年劣化も使用されている技術の影響を大きく受けるので、できる限り新しいモデルのハイブリッド車を買うほうがよいでしょう。

ただ、ハイブリッド車は維持費の面や税金において優遇されているので依然として人気が高く、特にトヨタのハイブリッド車は値下がりを期待することが難しい現状があります。

ハイブリッド車の信頼性と車体価格

ハイブリッド車は新しいモデルほど性能が良く、しかもバッテリーの交換費用も安いため、古いハイブリッド車を選ぶメリットはない。

しかしながら車体価格は高く、一度買うと長く乗るつもりのユーザーも多いことから、依然として中古車市場でハイブリッド車は高いままである。

このようにハイブリッド車は新しい車ほど良いのですが、逆に安いからといって古いハイブリッド車を買うとどうなるでしょうか?

中古ハイブリッド車は買ってはいけない理由

比較的新しいハイブリッド車は価格以外の面で有利なことは分かりましたが、逆に価格面で有利な中古ハイブリッド車はどうなのか、気になっている方も少なくありません。

というのも、ハイブリッド車は燃費が良いということもあって、車の維持費がそれほどかからないのでは?ということで日常の足に使う車として候補にしている方がいます。

そんな方に言わなければいけないのは、古い中古ハイブリッド車は買ってはいけません。

ハイブリッド車を買ってはいけない理由
  • バッテリー交換費用が最大で50万円と高額(現代のバッテリーは13万円前後)
  • 基本的にバッテリーが劣化している状態で売られている
  • バッテリー劣化で燃費が悪くなる

このように「安かろう悪かろう」の域を超えて、車の運転・保有にある種の修行をしなければいけない状況になってしまうわけです。

当然、売るときには下取りや買取の査定は期待できません。

驚きの交換費用と唯一の例外:初代プリウス

中古でハイブリッド車を購入することはおすすめしないということを言ってきましたが、初代プリウスだけは例外です。

まず初代プリウスのバッテリー交換費用ですが40万円から70万円ほどかかります。

「この説明は中古ハイブリッド車を買うことをおすすめしないページでその例外が初代プリウスなのでは?」と、話の流れで混乱してしまいますよね。

実は初代プリウスはバッテリー交換は保証されているため、実費で費用を払う必要はありません。

駆動用電池(HVバッテリー)は長期間使用されない場合や急激な加減速を繰り返すような走行を続けますと、HVバッテリーの各セルの充電容量の差が大きくなって、出力制限警告灯などが点灯し易くなることがあります。このため年1回、充電状態を点検し、充電容量の差が大きい場合は均等に充電したバッテリーと交換(無料)させていただきます。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1045417210

つまり、初代プリウスはバッテリー交換が無料なので、足として安く買える車が欲しい場合は逆におすすめということになります。

ちなみに2代目や3代目のプリウスはバッテリー交換費用が17万円前後なので、だいぶ普通の金額ではありますが、このページの趣旨どおりおすすめしません。

中古でハイブリッド車を買うべきモデルと年代

中古車で古いハイブリッド車を買うことが割に合わないことはわかってもらえたと思いますが、では具体的にどのぐらいのモデルを買えばよいのかという疑問があります。

車種によって異なりますが、出来れば5年落ちより古い車を買うということは避けたいところです。

5年落ちよりも古いハイブリッド車を買ってはいけない理由
  • 数年後にバッテリー交換を必要とするため燃費で稼いだ安い維持費が台無しになる
  • バッテリー劣化により燃費悪化に加えて本来の車性能を発揮できない可能性あり
  • 中古車として売る場合に評価がかなり厳しくなる

これらの理由より、悪くても5年落ちの中古ハイブリッド車を選ぶというのは、一定の基準としておすすめします。

新しい車を安く買うなら新古車も検討

ここまではほどほどの価格で中古ハイブリッド車を買うという話でしたが、乗りつぶす覚悟で買うならば、5年落ちよりも前と言わずに、出来る限り新しい車を買うべきです。

ただし、新車でハイブリッド車を購入するのはとても高く、車体価格が高いことに加えて新車プレミアムもありますので、これが全くの無駄です。

新車プレミアムとは

新車プレミアムとは、新車という扱いに対する価値である。

新車は登録(ナンバーを取得すること)をした段階で新車と扱えないことで、車体価値が8割になる。

つまり、「新車という扱いだけ」で車体価格の2割分を占めていることから、近年の節約志向において新車を買うことについて見直されている。

ナンバーを付けただけで車体価値が下がることにお金を出すのはばかばかしいというのはもっともな話ですね。

しかしやはりハイブリッド車は出来る限り新しいほうが良い、ということで新車プレミアムを避けて新車に近い中古車を買う方法があります。

質の良い中古車とは

ここまで見てきたように、最も良い中古車というのは、登録だけ受けて扱いが中古車になったばかりの新車です。

ただし、いわゆる新車プレミアムを無くしたうえで流通させてくれることなんてあるのか?という疑問がありますが、実際にそういった車は流通していて「新古車」と呼ばれている車です。

新古車とは

新古車とは、新車から登録を受けただけの車から、展示車、またはほとんど実用をしていない中古車を指す。

新古車の範囲は広いが、比較的使われていない中古車という位置づけであり、どのような過程で発生した新古車かは良く確認する必要がある。

また、新古車は新車との表記が紛らわしいということもあり「未使用車」とも呼ばれる。

新古車が発生する過程は様々で、一番良いのはディーラーが販売目標を達成するために、いわゆる自爆営業をした車が中古車市場に流れたものが最も質が良い新古車です。

逆に試乗車として利用されていた新古車は、メンテナンスの面ではディーラーで使われていたので問題はありませんが、やはり登録だけした新古車に比べると質は劣ります。

展示車も開けたり閉めたり乗られたり、それなりに乗られているのでそれなりには劣化しています。

このように、新古車を買うならばどのような状況で発生した新古車なのかは知っておく必要があるでしょう。

質の高い中古車をお得に買う方法

最も安心してハイブリッド車を購入するならば新古車を購入することが望ましく、新車保証も保証継承手続きをすることで継続できるので、抜け穴的な買い方ですが若干お得に買えて安心です。

なびくる+新古車探し方法
実際に新古車・未使用車探しをするときの例

⇒新古車・未使用車の中古車検索システムの詳細【利用無料】

 

新古車や未使用車を購入した場合の「新車保証」を引き継ぐ場合には次のページで説明しています。

中古ハイブリッド車の注意点

高い車体価格は先進技術を使われているからで、このことは故障時の費用が高いことにもつながっています。

そのため、いざ故障したとなると多くの場合に普通の車よりもハイブリッド車は修理が高くつきますので、格安の中古ハイブリッド車ならばまだしも、中途半端な金額と信頼性の中古ハイブリッド車を買うのは避けたいところです。

とはいえ、新車でハイブリッド車を買うには高すぎるし、新古車も決して安いという価格帯ではありませんから、中古車を買うという場面ではハイブリッド車にする必要があるかを考える必要があります。

このことは中古車を探すときにハイブリッド車かガソリン車かという選考条件では、ハイブリッド車に思い入れがあったり、環境性能がとても気になる以外には選ぶべきではないでしょう。

もちろん、金銭的に余裕がある場合においては問題ありませんが、予算面で妥協するという点で中古車を選ぶとしたら、中途半端にハイブリッド車を選ぶよりは確実な車体価格安のガソリン車のほうが良いということです。

中古のハイブリッド車は故障時には高い修理や交換部品の支出が起こるというリスクは認識すべきであり、どうしてもハイブリッド車でなければいけない理由があるなら別として、そうでないならば中古でハイブリッド車を買うかどうかという点も検討してください。

予算都合で中古車を探す場合には、中古車は市場価値によって車体価格が変動するから、人気がある車をわざわざ買うということ自体も考える必要もありますが^^;

中古ハイブリッド車を購入することは得なのか?

ここまで、中古ハイブリッド車を選ぶことの不経済性を見てきましたが、あえて中古のハイブリッド車を購入することが得なのかどうかについて考えてみましょう。

ハイブリッド車の燃費の良さから高い車体価格や修理費などを相殺しようとすると相当な距離を走らなければいけません。

車を多く走らせてようやく回収できるというレベルのものです。

そのため、特に古いハイブリッド車だと不利になるでしょうし、場合によってはバッテリーの老朽化でガソリン車と変わらないということもあるそうです。

このことから、そもそも何のためにハイブリッド車を中古で買うのかをよく考えたほうが良いでしょう。

特に同クラスの中古車でハイブリッド車のほうが車体価格や総支払金額が高い場合において、中古ガソリンエンジン車を買ったほうが経済的に得であることも少なくありません。

あくまでも車の維持費というのは、車を運用してはじめて意味のあるものであり、車体価格の大きな差を埋める要因にはならないのです。

このことから、維持費で得ができるという思惑で中古ハイブリッドカーを購入することは望ましい決断ではない場合が多いのです。

中古ハイブリッド車を選ぶならミドルクラス

ここまで否定的な意見ばかりでしたが、中古ハイブリッド車を選ぶことについてはミドルクラスの車がオススメです。

昨今では、ミニバンからスポーツタイプまでハイブリッド車がありますが、最も燃費低減効果があるのがコンパクトカー~ミドルクラスとなっています。

現在、このクラスを代表するハイブリッド人気車はトヨタアクアとトヨタプリウスです。

極端な例ではありますが、大型トラックをハイブリッド化するとしたら、現在の技術では荷物が全部バッテリーになってしまうという本末転倒な結果になります。

対して、軽自動車に複雑な機構のハイブリッドシステムを搭載することも現時点では難しく、ハイブリッドと呼ばれているのはかなり簡易的なシステムに限る状況です。※とはいえ軽自動車に簡易的でもハイブリッドシステムを搭載はすごい

ミニバンハイブリッドは高すぎるのが欠点

現実的な比較としては、ミニバンのハイブリッド車も増えましたが、もっぱらエコカー減税の基準を達成するために行っているのではないかと思うほどの性能であり、車体価格も驚くほど高いのが特徴です。

このことを考えるとプリウスやアクアのクラスでのハイブリッド化が合理的であり、燃費を節約するためのハイブリッドシステムとしても、合理的です。

なお、エコカー減税に関しては、車両重量あたりの燃費達成基準たるものがあり、これを達成することでその区分の減税・免税を受けることができるという具合です。

そのため、ミドルクラス以外の車においてハイブリッド化しても、それによって重量が増えて達成できる基準に到達するならばよしとするようなもの、というのが現状のようです。

中古ハイブリッド車の注意点:まとめ

ここまで、中古でハイブリッド車を買うことについて述べてきました

別に好きな車を買うのが良いことでしょうけど、やはり得なのかどうかといえばあまりよいとはいえないでしょう。

最新のハイブリッド車でも、昨今ではガソリン車と比べて全然特ではないという認識が広まっています。

そのため、ハイブリッド車を選ぶ利点というものは先進技術が好きか、環境問題に関心がある人が選ぶものだと思います。

あなたがハイブリッド車を買う理由がここに当てはまるならハイブリッド車の選択は良いでしょうけど、もし燃費が良いという理由が選考理由ならやめておいたほうが無難です。