軽自動車と普通車の維持費は変わらない?:サムネイル

軽自動車を買う人は維持費が安いことを期待して買うことが多いと言いますが、実際にどのぐらい安くなるのかは計算しているでしょうか?

もちろん、ディーラーなどで提示される資料によって比較したうえで買うことになりますが、「〇万円の維持費差があるから軽自動車を選ぶ」という方は実は珍しかったりします。

実際、軽自動車と普通車ではどうしても安全性について差が出てしまい、何かしらの妥協があって軽自動車を選ぶということが多いために、維持費の比較をすることにしました。

軽自動車か普通車か、維持費で車選びをする際に使ってください。

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意外に知られていないことですが、良い車は市場に出回る前に業者間で買われてしまい、一般の人が良い車を安く買う事が出来ません。

「安い車を発見した!」ということで喜んでいられる状況ではなく、質が悪いから安いという現実を知っておく必要があります。

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軽自動車と普通車の維持費はそれほど変わらない?

今回、軽自動車と普通車の維持費を比べるにあたっては、実際に車種について比較するほうが分かりやすいということで、コンパクトカーと軽自動車を比較したいと思います。

両者は差が出づらいことと、一般的に使われる車から選びまして、コンパクトカーは「ホンダフィット(13G)」、軽自動車は「ダイハツタント(X)」で計算しています。(グレードは廉価版)

ミニバンやプチバンと比べる案もあったのですが、それでは軽自動車がかなり有利になってしまうため、今回は軽自動車と普通車という区分で比べたいこともあり、この2台をチョイスした次第です。

なお、特例措置を盛り込むと比較が難しいために、エコカー減税やグリーン化税制で一時支出のものは除き、あくまでも維持費ベースで話を進めていきます。

軽自動車と普通車:年間維持費比較表

比較項目軽自動車普通車
軽自動車税と自動車税1080030500
自動車重量税330012300
自賠責保険料1253512915
車検費用700+整備費用900+整備費用
燃費7137086978
任意保険65000(目安)65000(目安)
駐車場代120000(都市)120000(都市)
合計283705+整備費用328593+整備費用

軽自動車と普通車の年間維持費差は「44888円+整備費用差」で軽自動車が有利でしたが、この金額は大きいでしょうか?

整備費用については多少軽自動車のほうが安くなる可能性があるので、おおむね軽自動車と普通車では5万円の差ということになります。

実は過去に計算したときには10万円近くの差が出たので「やっぱり軽自動車を維持費で選ぶのは多少優位性はあるなー」と感じていましたが、5万円ほどならば普通車でも良いような気がしますがあなたはどうでしょうか。

次にこれらの項目がなぜこの金額の差なのかを簡単にみていきましょう。

軽自動車税と自動車税

軽自動車税は全ての軽自動車で一律年間10800円で、月割の概念はありません。

対して自動車税は年間30500円で、月割で計算の概念があります。

軽自動車税と自動車税の比較では、軽自動車と普通車の同種税金差で19700円の差で軽自動車が有利です。

自動車重量税

車体重量880㎏から960㎏のダイハツタントでは、軽自動車の自動車重量税は年額3300円です。

対して、車体重量1010㎏から1230㎏のホンダフィットでは、普通車の自動車重量税は年額12300円です。

自動車重量税の軽自動車と普通車の差は、軽自動車が9000円有利でした。

軽自動車税の優遇も大きいですが、自動車重量税についても軽自動車優遇は大きいと言えますし、重量税は車体重量1000㎏超からかなり高くなるところをみると、制定当時は軽自動車はあまり乗られていなかったか、バランスよく車が売れるような優遇措置だったといえます。

自賠責保険

自賠責保険については、確かに普通車と比べて軽自動車は幾分か安いわけですが、劇的な差はありません。

自賠責保険料2年間の違い
  • 軽自動車の自賠責保険料(24ヶ月):25070円
  • 普通車の自賠責保険料(24ヶ月):25830円

参考:自賠責保険の保険料例 | 【公式】損保ジャパン日本興亜

    自賠責保険については1年分から買うことが出来るのですが、自家用乗用車について車検時にわざわざ1年ずつ購入する人がまずいないため、2年間購入の自賠責保険料金で計算します。

    軽自動車の自賠責保険料は年間12535円であり、普通車の自賠責保険料は年間12915円で、軽自動車が380円有利でした。

    車検費用

    車検費用は検査手数料の印紙代が掛かるという点で、軽自動車は1400円(継続検査)、普通車で1800円(継続検査で小型車の場合)掛かります。

    継続検査であれば2年に一度なので検査手数料の印紙代の年間維持費については、軽自動車では700円、普通車では900円です。

    ※参考:検査・登録に係る主な手数料 – 一般財団法人 自動車検査登録情報協会

    この点で車検費用の検査手数料については、軽自動車ほうが200円有利です。

    ただし、その整備費用などについては車の乗り方や整備方針によるところが大きく、またその整備もどの整備工場で行うかという点で異なります。

    とはいえ、普通車の部品よりも軽自動車の部品のほうが安いことを期待できる場合が多いです。

    ただし、10年近く乗った場合には軽自動車のほうが部品の交換サイクルが早くなる可能性があり、交換サイクルでいえば軽自動車が不利になりやすいと言えます。

    そのため、こちらでは車検費用について詳細に比べることはせず、他の点で比較することにしています。

    車検費用はいくらか安くなることを期待

    軽自動車と普通車のパーツを比べると当然軽自動車のほうが安くなることが多いです。

    一番分かり易いのはタイヤですが、普通車の大きなタイヤと軽自動車の小さいタイヤを比べれば、当然小さしタイヤのほうが安く済みます。(スポーツタイヤでは逆に高くなる例もあり)

    また、車検時には、自賠責保険や自動車重量税の支払もありますので、普通車に比べて比較的小型である軽自動車はこの点において、支出面で有利です。

    そのため、一般的な考え方でいえば、軽自動車のほうが車検費用については安くなることが多いので、車検関連の維持費については節約することが出来ます。

    軽自動車の整備費用が掛かるサイクル

    ただし、逆の考え方をすれば、軽自動車は部品にお金をかけられない分だけ、故障も多くなる場合が多いと考えることもでき、消耗品の交換サイクルが早い分だけ変わらないと考えられなくもないです。

    車検という時点的な考え方においては軽自動車は安く済みますが、使用期間として考えるならばそれほど変わらない場合もあるので、このポイントがすっきりしないところでもあります。

    つまり、軽自動車が経済的に優れているかどうかという点については、一番分かり易くて納得できる要素は軽自動車税などの税金面だけという結論になるでしょう。

    ガソリン代

    軽自動車と普通車のガソリン代を比較する場合には、実燃費を年間走行距離1万キロで比較した結果を見ることで行います。

    実は燃費も車の使い方によってかなり左右されるために、燃費のポータルサイトともいえる「e燃費」で見ることが出来る実燃費のデータを参考にします。

    実燃費の比較
    • ダイハツタント(X / L /カスタムX / カスタムLアイドリングストップ)の実燃費:19.56㎞/L
    • ホンダフィット(13G / 13G・Sパッケージ / 13G・Lパッケージアイドリングストップ)の実燃費:16.05km/L

    参考:ダイハツ タントの燃費 – e燃費ホンダ フィットの燃費 – e燃費

    ガソリンはレギュラーガソリンを使用し、計算を行った2019年10月2日時点のレギュラーガソリン価格139.6円を使用します。

    (計算式:レギュラーガソリン価格139.6円*年間走行距離10000㎞/リッター当たりの走行距離「19.56km」「16.05」㎞、小数点以下切り捨て)

    燃費ランキング・ガソリン価格・車種情報の共有コミュニティ - e燃費
    https://e-nenpi.com/

     

    ダイハツタントの1万キロ走行時の燃費は「71370円」であり、ホンダフィットの1万キロ走行時の燃費は「86978円」であり、軽自動車が15608円有利でした。

    軽自動車のガソリン代は別に安くない

    これは現在の軽自動車に限ったことではありませんが、イメージとして軽自動車の小さい排気量は燃料消費量が少なく、燃費がよいのではないかと考えられていることです。

    実は、軽自動車の燃費が良くなったのはココ最近の話で、元々燃費が悪い車としての代表格でした。

    その理由としては、エンジンが小さいのでその分パワーを出すしかありませんから、エンジンを良くまわすわけです。

    良くエンジンを稼動させるほど、燃料が消費されるわけですから、燃費はどちらかというと悪い車というのが軽自動車なのです。

    軽自動車を運転したことがある方ならば、結構踏み込まないと加速しない場面もありますよね。

    近年の軽自動車は燃費性能が改善されている

    近年は技術力が向上したこともあって燃費については改善の兆しがあります。

    しかしながら、軽自動車をファーストカーとして多人数乗車や荷物を積載するような利用が目立つようになったために、結局燃料を使わざるを得ない状況となっているために、実質的には燃費は悪い状況が変わっていません。

    そのため、軽自動車は燃費が良くガソリン代が安いのではないかと考えるのは、現時点ではなかなか難しいということになります。

    任意保険

    任意保険については、条件によって変わってくる要素が大きく、軽自動車と普通車で比べるのは量的比較をするうえで望ましくないという判断しています。

    そのため、「サラリーマンの税金を計算してみたブログ」より引用した結果として、軽自動車も普通車も6.5万円というデータを引用して計算します。

    任意保険については年齢制限や保障内容などにもよるのですが、平均的には年間約6.5万円ほどとなっています。

    なお、任意保険については、それほど変わらないばかりか、年々悪化しているのではないかという考えています。

    その理由として、車種ごとの事故率などによって保険料を定めているのですが、軽自動車に乗るユーザーの属性が広くなったことで、事故率も多くなっているという印象です。

    保険に入っている多くの方は事故を起こしませんから等級や年齢が上がるごとに保険料は小さくなっていくと思います。

    しかしながら車種あたりの保険料計算式で不利になっている流れであり、実は固定された計算から考えると不利になっていると感じています。

    車両保険と車体価格の上昇

    なお、普通車と軽自動車で任意保険の金額を比べた場合に、車体価格が異なる場合にはそれなりに車両保険の金額で変わることもあります。

    ただ、近年は軽自動車も車体価格が高くなってきていることに加えて、保険で車両保険をカットしている場合において比べると、差はほとんど無いか、むしろ悪くなる場合すらあるかもしれません。

    駐車場代

    駐車場代については、軽自動車のほうが若干安くなる可能性はありますが、これは軽自動車専用の駐車場が都合よく見つかった場合になります。

    こういったケースは全くないとは言えませんが、逆に両者を同条件で比較するという点について、その趣旨から外れるものになるため、今回は同等に計算を行うとしています。

    したがって、東京都心部でない都市圏での月極駐車場代を1万円として、その12倍を年額として両者ともに12万円としています。

    こう考えると駐車場代がいかに高いかが分かります。

    車体価格

    車体価格については維持費にローン支払い項目を設けて比較することも考えましたが、グレードなどの差が出てしまうこと、また支払いプランによってかなり支払金額が変わってくることから、維持費項目として比べることはしていません。

    そもそも、ダイハツタントとホンダフィットという選択自体が同価格帯という点で選んだということもありますので、その点で大きく差は出ないものと考えています。

    参考までに燃費計算で利用した新車価格は、ダイハツタント(グレードX)は「1,490,500円~」であり、ホンダフィット(グレード13G)が「1,455,300円~」です。

    比べてみてわかるのですが、軽自動車のほうが高い時代になりました。

    なぜ軽自動車は車体価格が高いのか

    近年は、新車販売台数の約半分を軽自動車という年もあったことから軽自動車が市場において支持されている傾向が見えます。

    このことと、軽自動車の車体価格が高くなったことは無関係ではありません。

    過去においては軽自動車を選ぶ理由として、車体価格が安いことでした。

    これは、軽自動車と普通車の車体性能差が大きかったことや、その要因となる規制があったために、安く買えることが軽自動車の最大の利点だったのです。

    ミニバンと比較される今の軽自動車

    しかし、現在はコンパクトカーを購入するか、軽自動車を購入するかという比較は当然として、小型ミニバンとの比較をする場合もあります。

    この要因については、車体自体が縦に大きくなったことから、室内空間が広くなり、また経済的な理由から税金などが安い軽自動車が支持され始めたのです。

    そのことから、メーカーも強気で軽自動車開発を行い、価格は上昇を続けていて、一部ではコンパクトカーと軽自動車の車体価格が逆転している部分もあります。

    このような事情から、現代の軽自動車は決して安いという車ではなくなっていて、車体価格から維持費まで考える乗換えが必要になってしまったのです。

    年間維持費で5万円ほどの差

    以上のように軽自動車と普通車では5万円ほどの年間維持費差となりました。

    もちろん、車体価格が異なる車を購入すればそれだけ差も大きくなりますが、あくまでも近年軽自動車とコンパクトカーの差が小さくなっているので、その点で軽自動車と普通車の比較という観点から比較しました。

    軽自動車の利便性や安全性が高くなったといっても依然として安全性には疑義があり、軽自動車の安全性でどうしても解決できないのは車体重量の差です。

    その点で年間維持費5万円ほどからで安全性を取るかどうかいう観点を持ったうえで、車選びをするということも大切になってくるのではないでしょうか。

    なお、車体の金額については中古車を探すことでいくらか解決することが出来るので、新車にこだわらない方は中古車からも探してみると選択の幅が広がります。

    軽自動車の安全性については別ページで詳しく説明していますので参考にしてください。

    買う前に知りたい
    業者が保証を付けたがらない理由

    セツコ

    意外に知られていないことですが、良い車は市場に出回る前に業者間で買われてしまい、一般の人が良い車を安く買う事が出来ません。

    「安い車を発見した!」ということで喜んでいられる状況ではなく、質が悪いから安いという現実を知っておく必要があります。

    逆に良い中古車は高い金を出して探すことになりますが、今はネットで業者間取引されている一般非公開車両を見ることが出来ます。

    またネットだと有利な事が多く「最長10年保証」「返品に対応」と普通に店舗で探すよりお得です。

    もしあなたが中古車選びで失敗したくないならば、ネットから業者と同じ立場で車探しをオススメします。

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