車の故障はいつ何時起こるかわかりません。

そもそも機械部品の集合体ですから、いつ故障が起こっても仕方が無いわけです。

新車よりも中古車のほうが起こりやすいとはいえ、新車であっても故障が起こるのですから、機械部品というのは取り扱いが難しいものです。

さて、現代の日常的な機械部品である車も同様であり、今回の質問も納車されてすぐ故障という状況でのものです。

まずは、質問を確認してみます。

Q:私は車を通勤に使っています。

先日納車された中古車は大変気に入っていて調子もよかったのですが、ある朝動かそうとしたらどうにもエンジンが掛からない。

仕方なしにその日はタクシーを使って出勤し、週末に車の状態を見てもらったらなんと故障しているとのことです。

納車されてからまだ1週間も経っていないところでの故障は販売店に修理費用を負担してもらえるのでしょうか?

正直、中古車といえども無理をして買ってしまったので、出来れば販売店になんとかしてもらいたいと考えています。

今回購入したのは中古車ということで新車よりも故障のリスクは高めですね。

ただ、購入から1週間も経っていないという点は、質問した方に有利に働くことでしょう。

さて、ここでの問題は1週間での故障でまずは販売店は補償などに応じるかどうか、そして修理費用を負担するかどうかという点でみていきます。




走行できないのなら修理費用を請求できる

中古車を買ってすぐ故障:サムネイル

A:車屋は走行することに対して問題ない車を販売しなければいけません。

走行できる車というのは、安全に走って曲がって止まる車と定義すれば、今回のケースはそもそも走行も出来ないわけで、それが納車直後ということは販売店に修理費用を請求することは可能でしょう。

ただ、タクシーを使ったりその他の拡大損害については請求することが難しいかもしれませんので、あくまでも修理費用については請求できるものだと思います。

つまりは、車両にかかわるものに関しては補償の対象となりえますが、その他の損害については請求できるかもしれませんが、実質的には難しいというところで考えられます。



保証が無い場合や現状販売でも請求可能な場合あり

この修理費用の請求は、保証をつけないとした場合や現状販売であったとしても請求することが出来ます。

先ほども申し上げたように、車屋は安全に走行できる車を販売しなければいけません。

現状販売は保証が無いとする車の売り方ですが、この保証適用外の範囲に車の根本的な部分については含まれていません。

ただ、パーツ取りやジャンク扱いのものに関してはこの限りではありませんが、車一式・一体としたならば修理費用の請求は可能であるということを覚えておきましょう。

販売店全額負担は難しいケースもある

このケースでは中古車ということですので、どこまで修理するかがポイントになってきます。

中古車ということは新車ほどには、修理する義務はありませんので、例えばパーツ全交換に掛かる費用といえば中古車相当分だけでその他をあなたが負担することになるかもしれません。

そんなのありえないと思うかもしれませんが、全部を確実に新品の部品にすることなどは中古車を販売しているという実態からはかけ離れています。

もちろん、販売店がそれを請け負うというのなら話は別ですが、あまりにも高額になってしまった場合にはあなたも負担しなければいけない可能性があることを覚えておきましょう。



中古車を買ってすぐ故障:まとめ

中古車を買ってすぐ故障した場合には、車購入の契約取り消しも可能になる場合がありますので合わせて確認してください。

いずれにしても損害賠償はできますが、拡大損失や場合によってはさらに費用を負担しなければいけないといったケースもあり、車購入の契約を取り消しを検討したほうが良いケースもありますので、最善の選択を取れるようにしたいところですね!

お役立ていただけたら幸いです。

よくある質問

買った中古車が故障ばかり起こします。返品できませんか?

買った中古車で故障が起こるとしても、返品が出来るかといえばその可能性はかなり低いでしょう。

返品できるケースは以下の主に以下の3つです。

  • 「走る・曲がる・止まる」など車の基本的性能への欠陥がある場合
  • 販売時に表示していた内容と異なる故障などがある場合
  • 販売店が認める場合

この3ケースの中で最も可能性があるのは車の基本的性能に欠陥がある場合です。

よく起こる故障がエンジン性能の欠陥である場合には、当然返品などの補償が可能になりますが、この故障が販売時からあるものと証明する必要があります。

中古車の保証期間は何年が一般的ですか?

中古車の保証期間はおおむね1年前後が一般的です。

保証期間の延長が有料で出来ますが、これは良い条件の車だけである場合が多いです。

つまり、逆にいえば条件が悪い中古車というのは出来れば保証を付けたくないというのが本音といえるでしょう。

その点で、有料での場合も含めて保証期間をどのぐらい付けられるかは中古車を見定めるポイントの一つです。

どのようなケースであれば中古車店に補償を請求できますか?

中古車店に補償を請求できるのは主に次の3つです。

  • 保証内容に含まれていて期間内に発生した欠陥など
  • 「走る・曲がる・止まる」など車の基本性能に発生した欠陥
  • 中古車販売時に情報として載っていた性能など(例:エンジントラブルなしなど)の欠陥など

保証が難しくなるのは保証内容の範囲に合致するかどうか、また販売時から欠陥があったかどうか、またその欠陥の証明です。

そのため、基本的に補償を受ける場合には保証内容から拡張した範囲で受けることはできず、明確な範囲外の欠陥について補償は難しいというのが現状です。