ブレーキの効きが悪い原因:3行まとめ
  • ブレーキの効きが悪いときはブレーキ消耗部品の交換時期をまず疑う
  • ブレーキに違和感を感じたら故障を確認したい理由は運転が危険になるのと修理費用が多く掛かるため
  • ブレーキの効きが悪い原因はタイヤの変化を要因にしている可能性がある

「あれ、最近ブレーキ踏んだ感覚がおかしいぞ!」

車に長く乗っているとそんな感覚を覚えるときがあるでしょう。

実は私、しょっちゅうあります^^;

多くは勘違いなのですが、どうもおかしいと思ったらブレーキパッドが汚れていたなんてことがありました。

このようにブレーキには消耗する部分が多いので、今回はブレーキの効きがおかしいと感じたときのチェックポイントをみていきたいと思います。

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ブレーキの効きと消耗部品

ブレーキの効きが悪い原因:サムネイル

まず先ほどお話したようにブレーキは消耗部品で、ハイブリッド車のような回生エネルギーを利用するタイプのものはまた違いますが、定期的なメンテナンスを必要とするパーツです。

どんな方法で車をとめているかといえば、摩擦に強い鉄板を抵抗が高い物質で押さえつけて車をとめています。

ただ、ブレーキだけで速度の付いた車体を減速させているわけではなく、タイヤなどによっても制動している状況です。

ここではタイヤ部分は別として、ブレーキは使えば使うほど消耗しますので、部品交換が必要であり、主に次の3つを整備する必要があります。

ブレーキの消耗部品3つ

ブレーキは消耗されることを前提に作られていて、実はブレーキパッドを含めて3つの消耗品があります。

ブレーキの消耗部品
  • ブレーキパッド
  • ブレーキローター
  • ブレーキフルード

これら3つについてかんたん解説をします。

ブレーキローターが摩擦に強い鉄板でブレーキパッドがブレーキローターを押さえつける物質です。

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The359 [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons
ブレーキ部分で最も高価になる消耗品ですが、幸いなことに最も高耐久であり、事故やホイールを傷めるような損傷がなければ、車の生涯耐久で1回か2回の交換で済むような部品です。

ブレーキフルードは、ブレーキを動作させる液体で油圧を利用してブレーキパッドを動かします。

512px-Brake_fluid_reservoir_in_Škoda_Fabia_I
Frettie [CC BY 3.0], via Wikimedia Commons
上の写真にあるようにブレーキフルードはリザーバータンクと呼ばれる槽に入っていて、ブレーキペダルを踏む油圧動作を指示した場合に、ブレーキパットをブレーキローターにこすりつけて、摩擦で速度エネルギーを熱エネルギーなどに変換しています。

この流れがわかるとブレーキ一帯が消耗部品であることが分かりますね。

最後にブレーキパットの説明ですが、見えているようで見えないパーツなので、説明自体は簡単なのですがお伝えするのが難しいかもしれません。

ブレーキパッド2
ブレーキパッド自体を外したもの

ある意味、ブレーキパッドが車のブレーキだといってもよいぐらいで、そのぐらい活躍してそして消耗する部品です。

ブレーキパッドとローター
ブレーキローターにブレーキパッドをこすりつけて減速

ブレーキ一帯としてはローターのブレーキパッド可動部の裏についているので、整備でもしない限り見えないのが理解を妨げる原因といえますね。

ブレーキローターとブレーキパッドは主に使用による消耗で、ブレーキフルードは主に経年劣化によって消耗しますので交換しなければいけません。

ドラムブレーキの場合

ここまで説明してきたのは、現在乗用車で標準仕様されているディスクブレーキについて行いました。

そのほかにも、バスやトラック、そして古い乗用車にはドラムブレーキが採用されている場合があります。

ドラムブレーキ

仕組み自体はパッドを何かにあてて熱エネルギーに変換する過程で車の減速を行うということで同じなのですが、ディスクブレーキのローターは比較的高価であり、ドラムブレーキはその点で経済的コストに優れています。

また、ディスクブレーキとドラムブレーキでは制動の掛かり方に差があり、乗用車利用の場合にはディスクブレーキが適しているために、現在ではディスクブレーキが主流となったのです。

ドラムブレーキについても主にバッドを交換するということがブレーキの効きが悪いときに疑いたい原因の1つです。

ブレーキ整備と費用

このうち、よく交換しなければいけないのはブレーキバッドとブレーキフルードで、この2つはそれほど値は張りません。

ただ、ブレーキローターは交換にパーツ代と工賃が必要であり、めったに交換するものでないですが、数万円以上とそれなりのお金が必要です。

そしてブレーキローターは老朽化や耐用によって交換が必要になるわけですが、ブレーキパッドの交換を怠っていると消耗が激しくなります。

パッド交換を怠ることで不必要に消耗してしまうので、ローターを痛めないためにもブレーキは定期的なメンテナンスが必要というわけです。

ブレーキ故障と事故の危険性

あなたが感じたブレーキの違和感は大体は錯覚であることが多いのですが、実際にブレーキ部品が消耗していて利用していたら大変なことになるかもしれません。

ブレーキは車をとめる重要な役割を果たします。

エンジンが機能しなければ車を走らせることが出来ませんが、ブレーキが機能しなければ基本的に車をとめることは出来ません。

実際にブレーキが故障した車に乗ったことがあるという方はほとんどいないと思いますが、多くの方は教習所で運転免許を取っているでしょうから学んだはずです。

ブレーキでなくタイヤが原因の場合もある

車のタイヤ
タイヤの空気圧が変わった場合にはブレーキの感触が変わる

基本的にブレーキの効きが悪いときは、ブレーキに原因がありますが、場合によってはタイヤの可能性もあります。

そもそも、ブレーキで制動したとしてもタイヤがうまく稼働していなければ、ブレーキがいくら良くても意味がありません。

最近タイヤを変えたとか、逆にタイヤを交換時期を過ぎているのに使っている、また路上の油汚れを踏んでしまってとれていない、このような理由がある場合は当然ブレーキの効きが悪く感じることもあります。

ブレーキ異常は車を運転するうえで最も危険なので、ブレーキに違和感があるならばブレーキ関連をまず見るとして、タイヤについても最近何か変化がなかったか確認しましょう。

意外にもタイヤの空気圧変化でブレーキに違和感があるということもありますからね。

緊急事態では驚く方法で車をとめる

山道で止まらない車を無理やりとめようとするならば、車を山にぶつけて止めなさいと・・・

ぶつけて止めるなんて怖いですが、最終手段としてこのような方法を取るしかない場合もあります。

まあ、こうでもしないと車が谷底に落ちるかもしれませんから、仕方ない部分もありますが・・・

普通はこのようなことにならないように定期的にメンテナンスするものです。

話は長くなりましたが、ブレーキのメンテナンスは最重要ですから絶対に怠ってはいけません。

車の12か月点検義務

点検整備する義務を「えっ!知らなかった」なんて思う方もいらっしゃいますよね?

私も知らなかった時期がありました。

そうなんです。

車オーナーは12ヶ月ごとに点検整備する義務があるのです。

このときに点検する項目が車を動かす・止める・曲がるという基本的な動作についての整備です。

当然ブレーキ関連も含まれています。

つまり、こういうことです。

強制的に整備義務を確認するためには車検によって行われているでしょうけれど、車検は2年おきのものです(新車登録からは3年)。

名目上強制されている整備義務は1年ごとに行う必要があるというわけですね。

ディーラーなどで定期点検を行っていれば、基本的には問題ありませんが、問題は中古車で買ったり保証期間を過ぎてしまったときにはどうしてもおろそかになり易いので注意してください。

車ブレーキの効きが悪いとき:まとめ

ブレーキの違和感を感じたら、ディーラーかカー用品店で確認してもらってください。

有事のときには大変なことになりますから、ブレーキの違和感が勘違いであればまあ良しとしましょう。

水抜き材とかオイル交換とか勧められるかもしれませんけどね^^;

お役立ていただけたら幸いです。

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