- 普段見慣れない車メーターランプが出た場合は操作による間違えがないか確認後にディーラーに見てもらう
- 警告灯の種類によっては走行自体が危険な場合があるので落ち着いて対処することが望ましい
- 車のメーター表示は意図的に大雑把な表示していて、異常な状態が続くことは危険な状態である場合が多い
普段は付かないメーターのランプが付いているときほど不安なときはありませんよね?
しかもメーターのランプはまるで古代文明の象形文字のようです。
意味が分かるんだか分からないんだか・・・
とにかく緊急事態だからこそ光っているのに意味が分からないのは困りますよね。
というのは、車のランプはオレンジ色についているわけですが、普段目にしないランプが赤く光っていたり、またそのランプの意味するところが良く分からないということも多いです。
なお、メーカーによってランプは多少変わるものも多いですが、特に危険度が高いものについては同じようなものを使っていると思います。
今回は私が10年前に好きだったメーカー、日産自動車のものを使って説明していきます。
車メーターランプの種類
メーターのランプは別名、表示灯といって何かしらの警告表示や告知表示をするためのものです。
普段見たことがあるものとそうでないものがあると思います。
冒頭でもお話しましたが、普段見たことがないやばそうなランプが光っているときはなんだか危機を感じますよね。
まずは日ごろ見慣れているものから、後に掲載するものほど危険なものだと思ってください。
半ドア警告灯
車には半ドアという謎の状態があります。
半ドアってなんだそりゃ!といってしまいたいですが、おそらく名前の通り半分ドアが閉まっている状態でしょう。
ちゃんとドアを閉めて上げて下さい。
そうするとすぐにこの良く見慣れたランプが消えます。
シートベルト警告灯
日産の場合には助手席の人間がシートベルトを装着していないときに付くものではありません。
これはあなたがシートベルト未装着のときに点灯します。
まあ、消し方はもう分かるでしょう。
KEY警告灯
別の記事でも説明したインテリジェントキーの電池切れを警告しています。
これは余り見慣れませんが、鍵の電池が切れると車が使えなくなるという結果が待っていますので注意してください。
本キーで解錠やエンジン始動が出来るなら面倒が増えるだけかもしれません。
ブレーキ警告灯
ここからだんだん危険なものが増えてきます。
まだマシなのがこのブレーキ警告灯です。
ブレーキに異常があるときに点灯します。
「あれ、それかなりやばくないか?」なんて思うかもしれません。
ブレーキ警告灯が付いているときの確認事項
実際やばいでしょう。ブレーキの効かない車は飲酒運転以上に危険だと思います。
ただ、多くの場合このブレーキ警告灯が付くときはサイドブレーキが解除しきれていない状態の走行で付いています。
サイドブレーキを確認してください。
それでも切れないなら危険なのですぐにディーラーへ。
4WD警告灯(e・4WD車)
WD警告灯は、そのままの意味で4WD機能に異常が発生しています。
4WD車では、エンジンで発生した力をセンターデフという装置を介して、各タイヤに伝わっていくわけですが、センターデフで異常があった場合などには、この警告灯が付くようです。
ただ、2WDでの走行は可能だということですから、昔のトヨタハイエースのように切り替えが出来る車ならば、その対処が良いのかもしれません。
いずれにしても、機械的な故障なら大変ですので、すぐにディーラーに行って修理を依頼してください。
そのときに、自走をしていくならばスピードは控えめで、また停車時においてはエンジンをかけたまま停車しておくのが望ましいようです。
ABS警告灯
ABSとは、アンチブレーキロックシステムといって、強く踏み込んでもブレーキロックしない画期的なシステムです。
今の車はほとんどABSが付いていますから、何か起きたときに車をすぐとめたいならブレーキを強く踏み込めば勝手に電子制御でブレーキ調整してくれます。
しかしABSがない場合には、タイヤがロックしてしまいますので十分な制動性能が発揮できません。
ブレーキには、よい踏み加減があり、有事のときに制動力が発揮できるのは細かく踏むことのようです。
つまりABSがいつもやっていることですね。
ABS警告灯が付いているときに気を付けること
このランプが出ているときはABSが機能しませんのでいつものように踏むとタイヤがロックしてしまいます。
他方、複合的なブレーキ故障の場合には、ブレーキ液が無くなるなどの故障によって、最悪ブレーキが使えないなんてこともありえます。
そうなると一大事になりかねませんので、エンジントラブルに合わせて注意したい警告灯となっています。
LOCK警告灯
私の時代には無かったランプなのでツイツイ後の掲載になりましたが、実際はもう少し前でしょう。
イグニッションノブというエンジン始動のためのつまみ、昔の車でいうステアリングの横に着いている鍵みたいなものが中途半端な位置にあることを指しています。
LOCK領域まで戻してあげてください。
そうするとランプが消えます。
キーレス車のLOCK警告灯
なお、キーレスの車においては、電源ポジションなるものがあり、昔は鍵を入れてひねることでエンジンを始動していましたが、現在はエンジンスイッチやレバーであることがほとんどです。
そのため、電源ポジションの表示や利用の仕方についてはメーカーによって異なりますが、ブレーキを踏んでいない状態でボタンやレバーをまわすことにより、「OFF」「LOCK」「Acc」「ON」と切り替えが出来るようです。
多くの場合には、エンジン始動はブレーキを踏んだまま行うと教習で習っていることから、切り替えの方法がうまくいかないようで、またAccなどを利用する機会がほとんどないことからあまり気にする必要もなくなったのかもしれませんね^^;
燃料残量警告灯
めんどくさがりな方はよく見るランプでしょう。
そうです。
「ガソリンがなくなりそうなので早く入れなサーイ!」と車が申し入れを行っているわけですね。
早く燃料を入れてあげてください。
電動パワーステアリング警告灯
これはパワーステアリングの略です。
パワーステアリングが故障すると重いステアリングが体験できます。
ユーターンなどをするときには大変な力が必要なので、昔の車を体験できるという点では面白いのかもしれません。
PSマークが付いたときはステアリングが重くなるかもしれないと覚悟しておきましょう。
SRSエアバック警告灯
有事のときにはSRSエアバックが機能しないかもしれません。
そのため、重大な傷害が発生する恐れがあるとメーカーはいっています。
せっかくついているエアバックが使えないのではもったいないですからディーラーにいって直してもらいましょう。
充電警告灯
車は走りながらオルタネーターという発電装置で充電をしながら電気供給をしています。
これがうまくいかないと、車は動かなくなってしまいますので走行中故障したら大変なことになるでしょう。
充電警告灯が付いているなら車を動かさないほうが良いといえるでしょう。
そろそろ危険度が高くなってきているのでまじめなコメントです。
ディーラー修理かロードサービスを呼んでください。
油圧警告灯
ランプの魔人が出てきそうな形状ですが、全然違うことを警告しています。
油圧が不足しているということを表しています。
この絵から想像することは全く困難ですね。
エンジンを破損する可能性がありますので、常時点灯なら一刻も早くエンジンを停止して、ロードサービスを呼ぶかディーラーなどに連絡して修理してもらいましょう。
高水温警告灯
漂流したいかだみたいですが、実際はいかだではありません。
温度計が異常を示しています。
これは水温を警告しているサインで、放っておくといわゆるオーバーヒートでエンジンが壊れる可能性があります。
場合によっては火災や爆発もありえますので一刻を争う事態です。
高水温警告灯が出たときの対処
最近の車は水冷なので、すぐにエンジンを止めるようなことをせずに走行をやめて車をとめることのほうが望ましい場合があります。
空冷の場合には非常に難しいですね。
車をとめてボンネットを開けておくと良いかもしれません。
水冷エンジンを前提にしていえば、走行したりせずにロードサービスかディーラーなどに修理を依頼してください。
エンジン警告灯
私はまだこのランプが光っているところをみたことがありません。
これはエンジン警告灯で、エンジン制御システムに異常があるときに点灯するようです。
多くの場合には、エンジンオイル系統に何か異常があって、エンジンの問題になっているケースがほとんどでしょう。
エンジンにトラブルがあって壊れると大変ですから、一刻も早く運転をやめてロードサービスかディーラーなどに修理依頼をしてください。
車メーターランプ:まとめ
うんたら警告灯というだけあって何かの異常時に点灯しますね。
ただ、日ごろから付いているようなランプであれば、なるほど納得というものもあると思いますし、エンジン始動時にテストとして付くランプは全く仕事をしない!なんて思っていたのが超異常事態の警告灯だったことも分かってもらえたと思います。
結局、付かないのが一番だと思いますが、もししばらく点灯したままならなにかしらの異常があるのは明らかですから修理依頼をしたほうが無難です。
ブレーキ警告灯はサイドブレーキが掛かったままというケースも多いですから、うっかり付いたままのときはブレーキが焼ける可能性もありますので注意してください。
車の警告灯で良く言われるのが、「H」「ヨット」のようなランプですが、これが普段から付いていない、もしくは頻繁についたり消えたりするならば、オーバーヒートの可能性がありますので、速やかに整備工場などで修理したほうが良いでしょう。
さらに、先ほどの逆でオーバークール状態というものも存在します。
「C」メーターが指す場合や、警告灯で表示している場合もあります。
いずれもエンジンの温度異常であって、センサーの故障で表示されているだけなら良いのですが、実際にエンジンに負担がかかると壊れてしまうことになりますので注意が必要です。
エンジンは、温度が高すぎても低すぎてもうまく動かないということを覚えておいてください。
以上、お役立ていただけたら幸いです。
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