
- 高く売りたいなら「2年落ち」「4年落ち前期」「6年落ち」と車検時期と車検時期と重ならないように注意!
- 1年落ちで多く売られている現状が確認できたため、この車種に対して中期的に価値下落リスクを確認
- 事故車とそうでない車との買取価格差は「5万円から20万円」が目安
タントのリセールバリュー

タントのリセールバリューを見るならば、いつどのぐらい売られているのか、その傾向を対応してみる必要があります。

実はタントが最も売られるのは1年落ちの段階であり、同様程度に9年落ちで売られている現状があります。
ただ、一般のユーザーが飽きてタントを売ったというよりも、おそらく2018年末付近に販売店がノルマ達成のために車を買って、2019年に中古車市場に出したものと考えています。
つまり、思ったよりもタントの人気が伸びなかったといえ、こういった車は中期的に車価値の下落要因を持つことになります。
したがって、今後のタントリセールバリューは比較的新しい車であっても、その状況は下降修正したうえで見ていく必要があり、今後数年間で車を売るという方は注意が必要です。
タント:3年落ちから10年落ちの買取価格相場

修復なし | 修復有り | |
0年落ち | NA | NA |
1年落ち | 88.88 ~ 112.02 | 45.8 ~ 72.5 |
2年落ち | 62.56 ~ 102.36 | 51.42 ~ 69.2 |
3年落ち | 59.08 ~ 93.12 | 43.5 ~ 65.1 |
4年落ち | 50.44 ~ 78.1 | 37.56 ~ 56.24 |
5年落ち | 48.24 ~ 72.34 | 30.16 ~ 51.12 |
6年落ち | 29.66 ~ 54.02 | 15.48 ~ 32.92 |
7年落ち | 20.6 ~ 38.96 | 14.28 ~ 27.28 |
8年落ち | 14.48 ~ 31.2 | 7.36 ~ 17.12 |
9年落ち | 10.04 ~ 24.08 | 6.12 ~ 18.76 |
10年落ち | 9.18 ~ 20 | 5.08 ~ 13.18 |
タントの買取価格で見て欲しいポイントは、「4年落ち」「7年落ち」「9年落ち以降」です。
まず4年落ちに関してですが、通常車を売るタイミングというのは車検時期になるので、3年落ちであったり5年落ちであったりというわけです。
そして車は売られるタイミングで相場が下がることを考えると、4年落ちで車価値が下がるというのは少し妙な動きといえるわけです。
このことは5年落ちで車を売ろうと考える方が、少し早めに売れば高く売れるのでは?と考えても、それではすでに遅いということで注意してほしいポイントなのです。
つまり、5年目での車検で売ろうとして出来れば高くタントを売りたいと考えるならば、車検落ちより少し早めに動くというよりも、4年落ち半ばよりも早い時期に売却準備をするべきです。
次に7年落ちに関しては、タントの価値が一つ大きく下がっているポイントであり、これは先ほどの車検タイミングで車を売る人が多いからであると判断しています。
最後に9年落ち以降での買取価格については、満足いく査定額で売れなくなる可能性があります。
実はタントが多く売られているのは、1年目と9年目であり、9年目において車を売ることは不利になってしまうことが、査定額で不利になる原因のようです。
これら3つの売却時期と買取価格を確認してタントを有利に売るために役立ててください。
業者比較しないと平均17万円の損(かんたん車査定ガイド2019年2月回答アンケートより逆算)
下取りとの比較をしないと平均18万円の損(かんたん車査定ガイド2018年12月回答アンケートより逆算)
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タントグレード別買取価格相場

修復なし | 修復有り | |
G | 27.74 ~ 35.2 | ~ |
G スペシャル | 21.28 ~ 38.08 | 16.7 ~ 22.26 |
L | 13.44 ~ 27.2 | 8 ~ 22.4 |
X | 17.28 ~ 31.6 | 9.12 ~ 17.72 |
X リミテッド | 13.76 ~ 35.04 | 6.74 ~ 17.66 |
ウェルカムシート | NA | ~ |
カスタム L | 32.98 ~ 43.62 | 18.72 ~ 18.72 |
カスタム RS | 25.84 ~ 42.88 | 14.64 ~ 20.88 |
カスタム Vセレクション | ~ | NA |
カスタム X | 24.18 ~ 39.84 | 21.78 ~ 28.7 |
カスタム X リミテッド | 31.68 ~ 31.68 | ~ |
カスタム Xスペシャル | 26.52 ~ 40.16 | 22.94 ~ 26.1 |
タント7年落ちの買取価格データを使って高く売れるグレードを調べてみると、「カスタムRS」「カスタムX」「カスタム Xスペシャル」などカスタムシリーズが買取価格と点で有利なことが分かります。
逆に不利な買取価格になってしまうグレードは、「L」系のグレードであり、その他のグレードに関してはデータ数が多くないこともあり、差はあまり大きくないように見えます。
ボディカラー別の買取価格比較

タントの高く売れるボディカラーは「ライトブラウン」「ゴールド」「パール」と、派手とまでいかないけど地味でない色に人気があるようです。
むしろ、単色でシンプルの「ブルー」や「ホワイト」「シルバー」などの車体色はあまり人気がないようですね。(2019年1月データに基づく)
型式別の買取価格比較

タントで高く売れる型式は「L385S」であり、「L375S」よりも5万円から10万円ほど高くなっていますね。(7年落ちの買取価格データに基づく)
1年間の買取価格変動

タントの買取価格変動を1年分見てみると、なんと年末に相場を戻しています。
とはいえ、個別の車価値があがったというわけではなく、これはタントの需要を見るためのグラフとして見るべきです。
というのも、このグラフは全てのタントを含めての変動であるため、価値の高いタントが市場で売られているという傾向ともとることが出来るからです。
ただし、人気がない車は価値が低いため、一般に全体相場であっても価値を戻すということは少なく、このような傾向は車を売る上で有利な車種であることを表しています。

タントの流通量は2019年1月に増加している傾向にあり、売られているのにもかかわらず全体の買取相場が上昇するのはタントの人気があることを意味していますね。
特に状態やグレードが良いタントを売ろうと考えている方は、こちらで情報を見てもらって少しでも有利な査定交渉が出来るようにしてもらいたいと思います。
3年落ちの買取価格相場

タント3年落ちの買取価格変動を1年分見ると分かるのが、右肩下がりに一直線に落ちていることです。
実はタントは人気がある車であると同時に、1年目に多く売られている車という事実もあります。

流通量は特別に高い部分は各年の1月から3月になりますが、その影響による相場下落ではないと考えています。
これには2つの可能性があり、1年目に多く売られた影響が3年落ちの相場にまで影響していることがあり、1年落ちという新しい年式の車が出回っているのに3年落ちの車を買う必要がなくなることが、相場下落を引き起こしている可能性があること。
またもう一つの可能性としてタントは高い相場を維持しているわけですが、それが通常の相場に戻るのが3年落ちというところだともいえるのかもしれません。
このようにタントの3年落ちは価値下落が大きいということを覚えておいてください。
5年落ちの買取価格相場

タント5年落ちの買取価格変動を1年分見てみると、2018年4月までは下げ相場になり、2018年9月までは安定していましたが、その後は価値下落しているという状況が確認できます。

タント5年落ちの流通量を見ると2019年1月によく売られている傾向が確認できます。
2019年の1月から3月は売られる量が増えると考えていますので、2019年はタント5年落ちについて不利な相場になるものと予想しています。
7年落ちの買取価格相場

タント7年落ちの買取価格変動を1年分見てみると、45万円から35万円と、約10万円安であることが確認できます。(2019年2月観測)
実は年落ち比較でいえばタント7年落ちの相場はそれなりに動くことが確認できていて、売る場合には注意を要する時期なのです。

タント7年落ちは2019年1月によく売られていることがグラフから確認できます。
このことは買取価格変動のグラフにも反映されていて、価値下落速度が速くなっていることを見ることが出来ますね。
この語も価値下落が続くことを考えるとタント7年落ちの2019年相場については下げ相場から始まることになり、売るタイミングが難しい状況と言えます。
10年落ちの買取価格相場

タント10年落ちの買取価格変動を1年分グラフにしてみてみると2018年の4月に向けて下落した後は、ゆっくりと変動していることが分かります。
タントは人気がある車ですが、さすがに10年落ちとなれば価値の維持が難しくなってきます。

タント10年落ちの流通量は車検のタイミングではないので、1月から3月に売られることは少ないのですが、来年の11年目においては相当価値下落が進むものと考えています。
場合によっては買取価格が付かないような状況も発生しますので、売る時期については気を付けてください。
事故車のタント買取価格相場差

タントの事故車とそうでない車の買取価格差は「5万円から20万円」ほどです。
意外に大きくないと感じているのは私だけでしょうか?
とはいえ、タントの車価値を考えれば妥当なのかもしれませんが・・・
タントの買取価格相場まとめ

タントの買取価格変動を数年間見てみると、下落が進んでいた中で2019年に価値が上昇したのが目立ちます。
ただしこれは、販売店が自ら車を買って車を流した分でタント全体の相場が上昇したとみるべきで、つまりは車を売る方にとってそれほど良い物ではありません。

特別に流通量が振れ宇タイミングというなはありませんが、しいて言うならば3月付近には良く売られている状況が確認できますので、これから車を売る場合は注意が必要ですね。
タントの買取相場についてまとめると、3年落ちと4年落ちの価値下落がなぜか大きいことで、新しいタントを売る場合は早いほうが有利ということ。
また、7年落ちのタント価値が一つ下がっている点を考えると6年落ち後半から、車を売る準備をすると有利な額で車を売ることができること。
そして、9年落ち以降は買取価格が悪くなる傾向がありますので、満足いく査定額で売るならば8年落ちが最終ラインと言えます。
最後に1年落ちで大量に車が売られている傾向があるので、中期的に価値下落リスク要因を持ってしまった車であるために、例えば車検をとって乗り換えるか考えているようなタイミングでは、乗り換えてしまうほうがリスク回避が出来るなどの判断材料になります。
以上、お役立てください。
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