こちらでは、借金200万円で借金減額を依頼して利息をカットした場合に、返済期間はどのぐらい早くなるのか、また節約できる利息額の目安を見ることが出来ます。
借金200万円を返済・完済したい方は、借金減額を依頼して無駄な利息をいくら払わずに済むのか、また借金完済はどのぐらい早くなるのかを参考にしてください。
※こちらでは利息カットをする任意整理(債権者と個別に交渉する方法)による将来支払い金額の減額目安を試算しています
借金200万円【利息カットでいくら減額?】シミュレーション
※「元利均等返済」「月間返済金額5万円」「利率15%」で計算
先に借金200万円を利息カットした場合のまとめ表です。
シミュレーション | |
利率15%:返済回数 | 56ヶ月 |
利息カット:返済回数 | 40ヶ月 |
完済まで短縮期間 | 16ヶ月 |
払わずに済む利息 | 789895円 |
借金200万円を利息カットした場合は利率15%で「
この差額で弁護士や司法書士に払う費用に充てるため「借金支払いで事務所費用なんて払えない」という方でも借金減額が出来るわけです。
借金の状況は人それぞれ違うので、あなたの条件ではどの手段で減額出来るのかを実際に試してみてください。
借金200万円:利息カットした場合のシミュレーション
借金200万円について、利息カットした場合の完済期間比較表と支払う金額を表にまとめました。
借金200万円を利息カットによる借金減額を試す前の試算に役立ててください。
月間返済金額別:完済期間
月の返済額 | 利率15%返済 | 利息カット | 短縮期間 |
3万円 | 144ヶ月 | 67ヶ月 | 77ヶ月 |
4万円 | 79ヶ月 | 50ヶ月 | 29ヶ月 |
5万円 | 56ヶ月 | 40ヶ月 | 16ヶ月 |
6万円 | 43ヶ月 | 34ヶ月 | 9ヶ月 |
7万円 | 36ヶ月 | 29ヶ月 | 7ヶ月 |
※利息だけを払うような厳しい状況も想定して比較できるように少ない返済金額も掲載しています
借金200万円について利息カットした場合に、返済金額別の返済期間が短縮されることが確認できると思います。
完済までの期間は当然返済額が少ないほど長くなるわけですが、その分利息も多くなるので利息カットの影響が大きいことを確認してください。
返済期間別:最小返済金額
返済期間 | 月間返済額 |
36ヶ月(3年) | 55556円 |
48ヶ月(4年) | 41667円 |
60ヶ月(5年) | 33333円 |
借金200万円を任意整理した場合に、3年から5年において利息カットをして分割して支払うので最小返済金額は上の表にあるとおりです。
返済期間が短い場合には利息カットをしても支払い額があまり変化がない場合が多いですが、実際には利息を払わない分だけ借金完済が早まって経済的には得です。
一方で、資金繰りが厳しい場合には負債を無利息で5年間払えるということで、出来る限り長い期間で払った場合も有利です。
借金200万円:コツコツ返済した場合
借金200万円をコツコツ返済した場合の状況も見てみます。
試算なので個々によって金利や支払い金額、支払期間は異なりますので目安として利用してください。
金利別の総支払い利息額
利率 | 60回払いの総利息額 |
年利15% | 854792円 |
年利12% | 669334円 |
年利10% | 549645円 |
年利8% | 433167円 |
年利6% | 319936円 |
借金200万円を5年で完済した場合の総支払い利息額です。
年利が高い場合には、より多くの利息を払うこと必要があることが分かります。
借金をしている人にとっては、利息を多く払うこと自体に意味はありませんから、特に借金問題を解決したい場合には利息カットは有効な手段です。
返済金額別の完済までの支払い回数
月の返済額 | 利率15%返済 |
3万円 | 144ヶ月 |
4万円 | 79ヶ月 |
5万円 | 56ヶ月 |
6万円 | 43ヶ月 |
7万円 | 36ヶ月 |
※利息だけを払うような厳しい状況も想定して比較できるように少ない返済金額も掲載しています
借金200万円を完済するまでの支払い回数を、月間返済金額別に表にしました。
借金問題が長期化しやすいのは、借入れが必要な状況ではどうしても月々の返済額が小さくなってしまう点が挙げられます。
一方で、必要な資金にもよりますが月額返済金額を多く出来るなら、わざわざ借金しなくても良い場合が多いのも、借金問題が深刻化しやすい要因といえます。
結婚前に借金問題の解決をおすすめする理由
結婚前に借金問題の解決をおすすめする理由は借金が離婚の原因になるからです。
金額 割合 1位 0円~30万円未満 62.8% 2位 80万円~100万円未満 12.6% 3位 30万円~50万円未満 9.1% 出典:マイナビウーマン「付き合っていく中で、彼氏が借金・ローンを抱えていることがわかった場合、いくらくらいまでなら許容できますか?」
約半数超の62.8%の女性は、男性の借金について30万円までしか許してくれないという点は注目するべきでしょう。
あわせて、100万円超の借金が許せるという方は15%ほどでした。
以上より、結婚までに借金を2ヶ月で返せるほどまで小さくしておくことが望ましいと判断しています。
逆に女性側に借金がある場合は、男性側の資産・収入や価値観、育ちによって変わってくると考えています。
男性側の借金についてマイナビウーマンで調査がある一方で、女性側の借金についてはたいして関心がないのは、男性側の甲斐性によるところと判断しています。
次に家購入におけるローン審査通過を見てみます。
逆に女性側に借金がある場合は、男性側の資産・収入や価値観、育ちによって変わってくると考えています。
男性側の借金についてマイナビウーマンで調査がある一方で、女性側の借金についてはたいして関心がないのは、男性側の甲斐性によるところと判断しています。
次に家購入におけるローン審査通過を見てみます。
家購入時に異動情報がないことが理想的
家を現金一括で購入する方はよほどの資産を持っている方を除けばローンで購入すると思いますが、任意整理を行うことでおおむね5年間はローンなど組めなくなります。
これは任意整理をしたという事実が信用情報機関に登録され、これは俗称「ブラックリストに載る」ですが実際は「異動」情報として登録されます。
いずれにしても任意整理から5年間は住宅ローンを組むのが難しいと判断出来ます。
一方で平均初婚年齢は以下のようになっています。
平均初婚年齢(2015年調査)
- 男性:30.7歳
- 女性:29.1歳
住宅購入のタイミングは、地域や状況によって様々ですが、家が手狭に感じる子供が産まれるタイミングが多い状況を考えます。
一人目が産まれるまで概ね2年前後、また二人目が産まれるまで概ねさらに3年前後を考えると、結婚から5年後には家を買えるようにしたいところです。
200万円の借金減額は1ヶ月でも早いほうが得!
ここまで説明してきたように利息カットで再建を図るのは、支払う金額が減るのでお金が手元になくても借金減額を行うことが可能です。
事務所手数料など融通が利く弁護士・司法書士であれば、着手金などの心配も少なくなるでしょう。
以下は借金200万円の初月利息を金利別に表にしました。
利率 | 初月の利息額 |
年利15% | 25000円 |
年利12% | 20000円 |
年利10% | 16667円 |
年利8% | 13333円 |
年利6% | 10000円 |
借金の利息カットは弁護士・司法書士が間に入った段階で行われるので、早めに相談することで無駄に利息を払わずに済みます。
もし、あなたが借金問題を利息カットで解決したい場合はまずどんな条件になるのか、借金減額診断を試してみてください。
債務整理前に見るよくある質問
債務整理のよくある質問を簡単にまとめました。
- 取り立て・督促
- デメリット
- 住宅や車について
- 解決までの時間
- 家族などにばれるか
- 費用内訳
- 債務整理の方法
- 弁護士と司法書士のどちらを選ぶべきか
借金相談をする前に準備するのにも役立ちますので参考にしてください。
取り立て・督促はいつ止まりますか?
取り立て・督促については最短で当日止まると申込みページに書いている事務所もありますが、実際には受任契約から1週間から10日前後かかる場合がほとんどです。
借り入れ先に受任通知(債務整理を事務所がうけたという通知)を送って、これを相手が受け取ってはじめて督促が止まるからです。
債務整理をするデメリットはありますか?
債務整理をした場合には、主なデメリットとして次の4つがあります。
- おおむね任意整理で5年、個人再生・自己破産で5年から10年はクレジットカードや分割払いの審査が通らない
- 個人再生・自己破産を行うと官報(
誰も読まない新聞)に名前と住所が載る - 資産(主に車・家など)の一部を失う場合がある
- 自己破産の場合は復権までに制限が掛かる(主に職業)
この中で最も気にすることが多いのは、通称ブラックリストに載ること(実際には信用情報機関に「異動」として登録されること)でクレジットカードなどが作れないという点です。
しかし、最終的に破産するぐらいなら早めに債務整理をして生活を再建したほうが良いのはいうまでもありません。
住宅や車を手放さずに債務整理出来ますか?
住宅や車を手放さずに債務整理が出来るのかは債務整理の方法によって変わってきます。
自己破産を行う場合は、住宅や車は、基本的に諦めるしかない一方で、住宅を持っている方については個人再生を利用するケースが多いです。
任意整理を行う場合は、交渉先を選ぶことが出来るので消費者金融などの債務を整理する一方で、車や住宅の債務はそのままにするということも可能です。
債務整理にどのぐらいの時間が掛かりますか?
債務整理に掛かる期間は、解決や和解、完済(免除)を分けて考えてください。
解決(和解)まで借り入れ先の数によって変わってきますが、任意整理の場合には解決まで3ヶ月から6ヶ月、自己破産や個人再生では1年ほど解決まで時間が掛かります。
完済は、任意整理・個人再生は3年から5年で支払いをおこなう債務整理なので、これらの手段においては全体として4年から6年で完済の目安です。
一方で、自己破産の場合には免責された場合に完済となりますので、1年ほどが目安です。
家族や職場に内緒で債務整理出来ますか?
自宅や職場に対して督促や催促が行われる場合には借金問題がばれてしまいます。この場合には速やかに債務整理を行うことで催促や督促を止めて家族や職場に借金問題をばれないようにしたいところです。
一方で、個人再生や自己破産では家族にばれる場合がありますが、任意整理の場合にはほとんどの場合に事務所では内密な処理について最大限の配慮をしてもらえます。
法律事務所・法務事務所に払う費用の内訳を教えてください。
法律事務所・法務事務所に払う費用については主に次の5つがあります。
- 基本報酬
- 着手金
- 成功報酬
- 減免額の報酬
- 実費など
これらに出張費や日当などの実費も加算されます。
どの方法で債務整理をすれば良いですか?
債務整理の方法は、一つの判断基準としては任意整理と個人再生は債務を3年から5年で返済するために、一定の収入を得られる算段が必要になります。
これが難しい場合には自己破産を選択するという判断基準が一般的です。
弁護士と司法書士のどちらに債務整理を依頼するべきですか?
弁護士と司法書士の違いは大きく以下のとおりです。
- 弁護士:代理人
- 司法書士:書類作成代理
これは、弁護士はほとんど全部任せられて、司法書士は書類作成について任せられるというところです。
そして、借金相談をする場合の弁護士・司法書士では、以下の長所と短所があります。
長所 | 短所 | |
弁護士(法律事務所) | 相談の制限がない、丸投げ可能 | 比較的料金が高い |
司法書士(法務事務所)※ | 比較的料金が安い | 借金先1つあたり140万円までの相談制限あり、一部自分で行う手続きあり |
※司法書士は認定司法書士
こちらも大雑把にいえば、弁護士は制限なく丸投げ出来るが高い、司法書士は金額と手続きによる制限があるが安いというところで考えてOKです。
■恥ずかしいことではない!借金減額は手軽に使える問題解決方法です!■
私の身内の者は20年程前に借金減額を依頼して、なんとか生活を立て直しました。
借金減額で、「借金は4,578,289円から3,204,455円」に減り、「月の返済は10万円から5万円台」となりましたが、借金支払いが軽減したことに比べれば「カードが使えない」などのデメリットはたいして大きな問題ではありませんでした。
調子が良いときと悪いときがあるように、借金の支払計画が難しいものになってしまうことは、誰でも起こりえることです。
借金の解決方法は誰でも一般的に使える手段なので、うまく使ったうえであなたの人生をよくしてもらえたらと思います。
■借金減額方法の相談も可能!減額診断・シミュレーターとは
借金減額診断は難しいことはなく、大雑把に「借金額」「借り入れ先」「返済期間」「返済状況」を選んで「簡単な連絡先」を入力するだけなので、スマホ・パソコンから数分で出来ます。
個人情報については、詳しい住所不要で苗字だけの匿名で出来るので【職場・家族・借り入れ先】に減額診断をしたことがばれる心配はありません。
また、費用も掛からず無料です。
借金支払いを減らしたいという方は「いくら減らせるのか」を試してみてください。